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我々が目指すべきミッションについて:次期事業計画策定に向けて6

前回ペルソナについて書きました。

会員の役職構成からペルソナは二つにすべきではないか、そしてそのペルソナ像について書きました。
今回は我々が目指すべきミッションについて書いていきます。

今期のミッションをさらに発展させていく

その前に、2021年度~2022年度今期までのミッションは、
「会員メリットの追求」です。

こちらのほうは青年会が大きく変わったことのなかの一つで会員メリットの追求を明確にしたことということは下記でも書きました。

全国青年会において「会員メリットの追求」というのは本来はあたりまえのことであると思いますが、これまでは委員会活動のプロセスが全く見えない、セミナー機会も少ない、というふうに会員さんが全国青年会の活動そのものに触れる機会がかなり少ないものでした。

しかし、そのミッションが明確になったことで、様々な動画配信やそれぞれの委員会のテーマに則した月次セミナーの開催など「会員にとって、または会員が所属する法人や施設にとって、どう役立つのか、どう見せるのか」そういう視点でコンテンツを配信、セミナーの企画をするようになりました。

またこの会員メリットの追求は、全国青年会のストラクチャ(構成・構造)も大きく変えることになりました。
会員が時間的(何時から何時まで移動を伴って拘束される)・場所的(東京等の会場に集合)の制約を受けることなく、メリットを享受できるようにするためのの構造変化を進めました。
セミナーはすべてオンラインへ、またホームページにベーシック認証を導入して、動画等を会員限定コンテンツにするなど会員であることにメリットを感じていただけるような構造にもなりました。

こうした会員メリットの追求という思いを引き継ぎ、発展させていくことも念頭におきながら、来期のミッションを以下のようにしたいと考えています。

我々が目指すべきミッションとは

2023年度ミッション(案)
「時代の変化に適応していく福祉の担い手を育成するプラットフォーム・ハブであれ」


社会は常に変化し、我々は適応していかなければならない

3年前はコロナ禍という言葉はありませんでした。そしてそのコロナ禍もすでに最終局面に差し掛かっているように思います。
(コロナウイルスが撲滅したという意味ではなく、ワクチン接種、薬の承認、感染症として枠組み、社会の価値観や許容度等が大きく変化しているという意味です)

また2017年頃からあるブログをきっかけにした待機児童問題が、大きな社会課題の一つになっていました。そしてそれが政策にも反映されてきました。
(待機児童問題への政策としては、「待機児童ゼロ作戦」などとして、それ以前の2001年~小泉政権や2008年~福田政権でも政策として実行されていました)
ところが今となっては地方はもとより都市部でも、待機児童がほとんどいない、それどころか定員割れを起こしているような現実があります。

どちらもたった数年での変化です。

このようにある日突発的に起こる社会情勢の変化から、緩慢に見えて着実に起こっている外部環境や価値観の変化、政策動向の変化等に私たちは適応し続けていかなくてはなりません。

共通の土台、基盤、結節点のような全国青年会へ

そしてこうした変化に適応していくためには、我々の思いや悩みを共有する、そしてそれらが集合知としても共有されるような共通の土台、基盤、結節点、まさにプラットフォーム・ハブのような組織が必要ではないかと思うのです。

そこでは上意下達のような、「一部の知ってる者が教える」というものではなく、会員や会員法人同士が交流しあいながら、それぞれの知見や解決策などをお互いに出し合い、学び合い、助け合うような形にしていきたいと考えています。
そして全国青年会というプラットフォームを使っていただきながら、会員の皆さんのそうした交流や学び合いが自走していけたら、とも考えています。

そういう思いを込めたミッション案にしました。

そしてこのミッション案を反映させた具体的な活動案についてもいずれ書いていきます。
その前に、次回はこのミッション案を具体的な活動にしていくための4つの委員会について書いていきます。

2023年度ミッション(案)
「時代の変化に適応していく福祉の担い手を育成するプラットフォーム・ハブであれ」

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