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ペルソナについて:次期事業計画策定に向けて5

前回まで3回にわたって、全国青年会の課題、変化、固有の価値について書いてきました。

今回から事業計画の具体的な中身について書いていきます。

今期のペルソナ

今期の事業計画において全国青年会が対象とすべき会員像、すなわちペルソナを、以下のように設定しました。

「今後法人経営、施設運営に関わってくるであろう、30代、40代の現場リーダーやマネージャー」

このペルソナ設定することで、それぞれの委員会のテーマを、誰に対してどのような形でコンテンツを提供するのか、明確になったという話は以下でも書きました。

このペルソナは今期も同様に引き継いでいかなければならないと思っています。そしてさらにこのペルソナに加えてもう一つペルソナを加える必要があるのではないかと思っています。

ペルソナを2つにする必要性

私は、我々が対象とすべき会員像に2つの型があるように考えています。

全国青年会会員の役職構成グラフ

このグラフを見ていただいても分かる通り、私たちの会員には現場リーダー・マネージャーも多くいらっしゃいますが、理事長や施設長などすでに経営層にいらっしゃる方も非常に多いということも分かるかと思います。

会員ニーズの追求するという意味でも、この方たちに向けたコンテンツ・活動というのもしっかり行っていく必要があるのではないでしょうか。

そこで、来年度の事業計画のペルソナは上記に加えて、
「2040年問題にもあるようなさまざまな社会課題や多様な実践論が語られるなかで、それぞれの法人経営や施設運営に、迷い、悩む、30代40代の若手経営者たち」というものを加えたいと考えています。

ペルソナを2つにすることは本来すべきことではないかもしれません。しかし、様々な種別や立場、役職の会員さんがいることを考えるとペルソナは二つとしたいと考えています。

理事長や施設長をはじめとする(法人での意思決定が可能な)会員自身が、参加いただき、会員メリットを享受していただきたいですし、またそれぞれの法人職員を参加させたくなるセミナーや動画コンテンツなども出していく必要があると思っています。

それぞれのペルソナに対応するテーマを掲げた4つの委員会についても順次書いていきます。
ですがその前に、次回は2023年度の我々が目指すべき目標、使命=ミッションについて書いていきます。

2023年度全国社会福祉法人経営青年会事業計画案
ペルソナについて

「制度・政策や感染症など外的要因への対応と、人手不足や組織内のマネジメントなど内的要因に迷い・悩む30代40代の現場リーダーやマネージャーたち」

「2040年問題にもあるようなさまざまな社会課題や多様な実践論が語られるなかで、それぞれの法人経営や施設運営に、迷い、悩む、30代40代の若手管理者や経営者たち」


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