前の記事に出てきた英単語について

この記事で、英単語が出てきたが、さすがに、何も言及しないのはどうかと知人から言われたので、一応、かなり杜撰に言及しとくことにする。

dental caries : 齲蝕(うしょく)

いうならば、虫歯のこと

Periodontal disease : 歯周病

最近問題になってるアレ。歯周ポケットができないように歯茎と歯茎の間のブラッシングも念入りに。

saline : 生理的食塩水

薬剤の溶媒に使ったりするアレ。そういえば、以前、ワクチンの本体がなく、生理食塩水だけを打ち込んだとかいう事件があったような?

saliva : 唾液

口腔内から出るアレ。どうやら、耳下腺、顎下腺、舌下腺、エブネル線、口蓋腺といった唾液腺があるらしく。耳下腺とエブネル腺からは漿液性・・・ようは粘性が比較的小さい唾液が出て、舌下腺と口蓋腺では粘液性・・・粘性が高い唾液が出るとかいうのを聞いた。なんでも、口腔内のpHを一定にしたり(pH緩衝能)、エナメル質などが溶けるのを妨げたり(抗脱灰作用)、味が感じやすくなったり(味覚発現作用)、食べ物をかみ砕くこと、いわゆる咀嚼で、小さくなった食べ物をまとめる(食塊)作用(食塊形成能)、後、口の中の微生物の繁殖を抑えたり殺菌するという抗菌・殺菌作用、他にも唾液アミラーゼ(膵臓の膵アミラーゼと分ける時に使う用語、実際、デンプンがマルトースではなく、デキストリンまでしか分解できなかったりすることもあるので。)などが含まれるので消化機能、後、口の中に付着したものを落とすので、洗浄作用、そして、唾液は血液の中の血漿からできるので、その中に含まれる重金属や薬剤や最近、ウィルスなどが出てきたりする。これを排泄作用という。なお、最近、PCRで唾液を採取するタイプがあるが、これはこういった排泄作用により唾液の中に含まれるコロナウィルスを採取することで実現できるらしい。そういう意味では、歯科は神経内科や小児科や精神科よりかは、PCRに関しては近いところにいるのだろう・・・多分な。なお、昔ながらの人については知らん。

over-the-counter : (カウンター越しで)処方箋なしで(買える)

よくOTC医薬品と言われているアレ

cosmetic dentistry : 審美歯科

よくわからんが、そういう分野が歯科にあるらしい。ホワイトニングとかできるらしいが・・・まあ、私には縁はまったくなく、使ったこともこの先使うことも多分ないだろう・・・。

こういうものらしい。

なお、第112回の歯科医師の国試については、

Seaweed-derived (   ) forms an elastic and hydrocolloid impression material through a chemical reaction.

海藻由来の( )は弾性がありかつハイドロコロイドの印象材を形成する。化学反応を通じて。

(a) agar (b) alginate (c)polyether (d)zinc oxide eugenol (e)polydimethylsiloxane

(a) 寒天 (b) アルジネート (c)ポリエーテル (d)酸化亜鉛ユージノール 

(e)ポリジメチルシロキサン

(112C-8より英文の部分は引用)

ちなみに、答えは(b)

saturation : 飽和 

日本語の略語でサチるという言い方をしたりする。実験の現場では。

溶液の中にそれ以上、溶解できなくなったり・・・

semiconductor:半導体

まあ、これは理系でなくても使う気がするが・・・

要は、閾値電圧を境に、電気が流れたり、流れなくなったりと、いろいろとするのでスイッチや、後、増幅作用を利用してトランジスターにも応用したりする。なお、閾値電圧が起きる理由として、バンドギャップとかがどうも絡んでいるらしい・・・。

ちなみに、トランジスターについてはこんな感じ。

それにしても、懐かしいな。最近は機械工作(といってもガチ勢ではない)から離れてるから、まったく使ってないな。なお、エネルギーバンド図は本来は非線形の部分がぐにゃッとなってて、実際は、二次関数で近似できるような、できないようなといった関数形になってる。まあ、シュレディンガー方程式を使うと手計算や空格子近似で、一部、その形が分かったりするんだけど・・・、なかなか、うまくいかないところもある。特に、二次関数から外れているところもあるので。ちなみに、バンド図はこの動画のこんな感じに表わされたりする。キッテルの固体力学などの固体力学という分野の本には確実に書かれているはず。

ferroelectric : 誘電体の

コンデンサーでしばしば出てくる。

liquid crystal : 液晶

ディスプレイにしばしば用いられる有機材料。その液晶分子は異方性を持ち、また流動性を有すると言われている。要は特定の方向に長くなっているような分子で、水のようにとは言わないまでも動くことができる・・・イメージとしては油のような感じ。なお、通電すると液晶分子が回転して、光源(バックライト)からの光を通したり遮ったりすることができるという。だから、ディスプレイのオンオフに使える。また、非常に細かくRGBのカラーフィルターを貼ったりすると、うまくやると色彩が表現出来たりもする。

そういう感じに使ったりする。なお、ディスプレイ以外では、生体にも液晶が絡んでいたりするらしい。というか、最初に発見されたのが、イカの脂肪だったはずなので。

そうだそうだ、コレステリック液晶というんだった。他にも、ネマティック液晶というのもあったな。

こういった感じや。要は液晶というのは有機材料というわけか。

まあ、こんな感じだったか。とりあえず。

この記事が参加している募集

#熟成下書き

10,582件

よろしければサポートをよろしくおねがいします。