参議院選挙の選挙日の前を見ていて
今年の7/10には参議院選挙があった。ネット上でも、リアルでも政治家をやたらと見る機会がある。
けれど、どうも、政治家には疑問を持っていた。
特に秋葉原に行ってきた時に、表現の自由がどうたらといっていた政治家がいたが、一体、何をしたいのだか、まったくわからなかった。
大体、どういう問題があって、具体的にどう解決したいのか、まったく伝わってこなかった。
ネット上の政治屋というか、表現の自由戦士あたりのゴロツキを取り込みたいのか?という感想でしかなかった。
実際、なぜ、表現規制という問題が出てきたのか?まずはそこからだろう。
それをせずにいわゆるオタクを取り込もうとする当たり、胡散臭いとしか思っていないし、そもそも、オタクにはあまりいい感情を持っていない。
私はオタクと愛好家は切り離すべきだと思っている。
なぜならば、オタクとは、同好会の面汚しのことを元来指す。
例えば、「金田一少年の事件簿」のコミックの「墓場島殺人事件」を読んでもらえば、大体、どういう意味で使っているのかが分かると思う。
電車男のブームあたりだったか、オタクという言葉に、プラスのイメージが出てきたが、元々の意味を知っていたので、非常に疑問に思っていた。
「俺の妹がこんなにかわいいはずがない」あたりを読んでいた時も、いや、この人たちは別にオタクの範疇には入らんだろ。という感想だったし。実際、趣味に金を使うために、モデルをやったりしているくらいなのだから。
そもそも、マスコミや教育評論家などのコメンテーターが、単なる愛好家までオタクだとバッシングしていたあたりから疑問だったがね。
そして、その結果、本当に、警戒すべき集団が分からなくなってきているようにも思える。
ツイッターを見ていると、しばしば、突発的に意味不明なことを言いだす人もいたりする。しかも、何かのカルトに入ったのではないか?と。
普通なら全くそういうことはないのだが、太陽光発電の反対派にまわっただけなら、まだ、あのインフラに問題があるというだけでいいのだが、まだ、廃棄場などで問題がある原子力発電の推進派になるといった物理教師も見かけた。物理基礎・物理の教科書に、原発の問題点が書かれていたはずなので、何か案があるなら、まだしも、そういうこともなしに、太陽光発電憎しから、原子力発電推進派になるという、本当にコイツ教師か?と言いたくなるようなものまでいた。
政治に組したのだろうな。恐らく。
でも、その団体に入って、なんの利益が得られるというのだろう?
もしくは、vtuberをやる過程で、そういった組織が接近してきたか。
学術関係や科学クラスターには、前から妙な連中が紛れ込んでいることは知っていた。科学を標榜して、体制的もしくは反体制的な主張をするものとかね。しかも、実態に合わないようなことに対して。
前は見ていたが、あまりにも、不毛なので、それこそ、科学的にそこそこあっている、もしくは、経験的にあっていると判断したものしか、取り入れなくなっていったがな。
また、ある駅では、維新が「しがらみのない政治を」とか言っていたけど、「しがらみのない政治」は、かなり危険なものではないかと思っている。
というのも、その「しがらみ」とは、どこから来るんだろうか?本当に政治家だけの問題だろうか?政治にはロビー団体というものがあり、そのあたりとの兼ね合いなどがあり、それに伴う人々の生活があったりもする。
実際、企業に雇われている人々もいて、生計を立てていたりする。しがらみのない政治とか言っている連中は、そういった人たちへの配慮はしているのだろうか?
そういう意味では、しがらみのない政治というのは、そういった人々の生活を破壊すると宣言しているだけに過ぎないのでは?という感想でしかなかった。
このように、選挙前には、いろいろとよくわからん、言説が飛んで、何を言ってるんだか?という感想しか湧かないものが多かった。
やはり、政治家は胡散臭いものであるけど、そういった胡散臭さがMAXな政治家を叩き落とすために、選挙に行くべきなのかもしれない。
そして、ネット民を見ていて思うのは、まずはネットから離れて、現実で、なんとかするのが先だろう。
ネット空間は、ある種の同質性を生み出す装置にしかなっていないのだから。
声を上げる前に、自分らの生活を向上させるのが先だろう。
恐らく、声を上げているものの中で、本当に、世の中を、どうにかしたいと思っているのは、そんなにいないと思っている。
右派・左派問わずね。
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