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インスタントフィクション

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置いてきぼりにしてきた私の記憶を抱きしめに行く『孤独、葛藤、不安、憂鬱、日常、安心、幸福、真実』etc…を表現しています。 その事で、辛い過去は強さに。幸せな日常は確かな真実にそ… もっと読む
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記事一覧

モノトーン

目に映る世界は モノトーンだと思ってきました あの日までは… この世界は全てセピア色に染ま…

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全部私が……

ちょっとした空気感の違いを 繊細に感じ取るのは 自ら元凶に飛び込むのは 八つ当たりされるの…

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ダメな奴

空気が凍る 不穏な空気が流れる 焦り出す耐えられない苦痛を感じる潰されそうなくらいに 何と…

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私の欠片

透明だった私の身体 バラバラになった私 その欠片は心がわくわく!楽しい!好き!安心と感じ…

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空白

真っ白な紙が好きだ なにも書いてない 何にもなってない 折り目もついてない 真っ白な紙が好…

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starting over

今日たまたま見つけて観ようとなった映画 【バケモノの子】 そこに出てきたくじら またくじ…

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くじら

夕陽がリビングの窓を紅く染める時 大きなくじらが世界を飲み込む 吐き捨てられた誰かの言葉 居るのに居ないような言葉の意味 ひとりじゃないと唇を強く噛み締める女の子 もういいか。と強く何かを諦めようとする男の子 大丈夫だと微笑むあなた いつもより早い速さで思考は時を超える 全てを要約するように桜は咲き そして地面となった くじらは大きな口でそれらを飲み込んだ 何も無かった 何も無かった ただいまと声がした 大丈夫だと微笑む私 気付くと夕陽は沈み笑い声が響く

あめ

しとしと空から雨が降る 騒がしい世界は少し休憩の時を迎えた 土臭さが時間を止める もっとゆ…

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時々人を殴りたくなる 時々人を抱きしめたくなる 時々人の気持ちを見失う 時々人の心を見つけ…

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曖昧

学生のふたりが歩く距離 駅へ向かうサラリーマンのスーツから片方だけ少し浮いてる襟 大きく…

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