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starting over

 今日たまたま見つけて観ようとなった映画
【バケモノの子】
そこに出てきたくじら

またくじらだ…

私がイメージしてたくじらと同じ…

それは全てを無かったことに
全てを飲み込み暴走し、感情も意識をも麻痺させるバケモノだった。

私は
ずっと孤独だった。
助けての声は誰にも届かなかった。
ずっと声にならない想いを抱えていた。
少しでも弱音を吐いたら刃物で切りつけられた。
ずっと独りだった。
もう何度も限界だと思った。

そう
私も同じ…
私は私の中にくじらを創った。

ワタシガツクッタモノ

だけど今は違う
とても恵まれた環境に居る
昔とは違う
とても幸せだ
とてもとても


それを失い、また孤独になるのが怖くなった
幸せの大きさくらいに

そして私はまたくじらに出会ってしまった

これで三度目だ
無意識でくじらというモンスターを自ら選択するのは

ついに対峙の時が来たのか…もう逃げられない…

映画に出てきた白い母親
それは私にとって微かな希望を投影してた

胸の中の剣はパートナーだ
現実もあのじゃみれた声で言う
『大丈夫だ‼️』と。

あとは、その剣を持ち、何度もやってくる
あの世界のくじらを

想いを

感覚を

感じて絡まった糸を断ち切る

くじらは敵じゃない
一部なんだ
私の一部なんだ

ただ
邪に転じてしまっただけ

そう
あなたは何も悪くない
もう
何も責めなくていい
アナタハワタシ

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