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お笑い養成所に入学を申し込む前に読んでほしい記事
毎年M-1グランプリが終わると『お笑い芸人になりたいなぁ…』と考える人たちが増えてくる。年末年始の長い休みがさらに考える時間を与えてくる。
どうしたらお笑い芸人なれるか…
まず行きつく疑問がそこだろう。
そして至る答えが『お笑い養成所に入ろう!』が多いと思う。
多くのお笑い養成所が芸能プロダクションが運営していることが多い。
1年くらい通っていれば卒業後そのままその芸能プロダクションに所属することが出来る“場合もある”。ただ所属は“必ずではない”。
プロのお笑い芸人を目指す場合、まず入学前に卒業後“所属”できるのか、あるいは“プロダクション預かり扱い”になるのかを入学する前にしっかり確認しておこう。
確認をして自分の入学したいお笑い養成所が見つかったら入学申し込みをするわけだが、ここでお笑い養成所のメリット・デメリットを書いておこう。
メリット
①養成所在学期間が芸歴に含まれない(芸歴0年目扱い)
②在学期間中は必ず面倒を見てくれる
③定期的にネタ見せをしてくれる
④養成所がお笑いライブを主催してくれる
⑤同期と切磋琢磨して成長できる
⑥相方探しが出来る
デメリット
①入学にお金がかかる
②必ず面白くなるとは限らない・成功が保証されていない
③周りとの差に心折れる
④人生1年無駄にする可能性がある
これから夢を追おうとしている人が読む可能性が大いにあるのでメリットを多めに書いておきました。
本気でプロを目指すならメリットはたくさんあります。ただメリットを生かすも殺すも皆さんのやる気次第です。
こういった点をふまえ入学申し込みをしましょう。
最後に…
僕は養成所に1年通ったり、2年間養成所運営にかかわったことがありますが…
お笑い養成所に通わずフリーで活動する手段も選んでいいと思います
ただ大阪や福岡など地方ではこの手段はお勧めしません。この手段をとるなら“東京”でとりましょう。
東京は所属フリーの芸人たちがたくさん集まりお笑いライブを行っています。芸能プロダクションとは関係ない謎の団体がライブを主催していたり、地方と比べたらライブの数は比べ物になりません。
かつてこのような言葉を聞いたことがあります。
100回のネタ見せより1回のライブ
内輪しかいない授業のネタ見せよりも、知らない人がたくさん見ているなかでのお笑いライブのネタ披露がネタ見せ100回分くらい勉強になる。
これについては私もとても共感できます。
実際にネタが面白いか面白くないかを判断するのは講師や同期でなくお客様です。
講師や同期がネタを『面白い!』と言ってもお客様にウケなければそのネタは『つまらない』なのです。
それを学べるのがお笑いライブ。実際私もとても勉強になりました。
東京にはたくさんのライブがあります。片っ端から出演できるものは出演して、お客様に『この部分はウケた・ウケなかった』と分析をし洗練していくことの方がもしかしたら1年お笑い養成所で勉強することよりも勉強になるかもしれません。
またお客さんとして芸能プロダクション関係の方も観ている可能性も東京の場合多いです。
面白さが目に留まればプロダクションに声をかけていただけることもあります。
卒業後芸能プロダクションに所属できる出来るか分からない養成所に通うより、もしかしたら成功する可能性はあるかもしれません。
長くなりましたが、お笑い芸人を目指す方々。皆様には様々な可能性があります。よく考えて未来を選択してください。
入学をしたあとにぶつかる最初の壁の話はこちら
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