2020/08/25 「動く」について考えたこと
「ミロ活」なるものを始めた。
子ども時代の思い出、あのおなじみの「ミロ」を大人が鉄分摂取を目的に飲むこと、らしい。
もともと貧血持ちなのだが、なんだか最近いつもより血が足りない感が強く、とりあえず検索した「貧血によく効く飲みもの」でヒットしたのがミロだった。
一日一杯、栄養ドリンクのつもりで飲んでいる。いや、むしろごほうび、デザート感覚。効く効かないはともあれ、ミロによってちょっぴり人生が楽しくなるのは間違いない。
* * *
就活、婚活、妊活、朝活・・・
世の中には「〇〇活」という言葉が溢れかえっているけれど、「活」って何なのだろう。
おそらく「活動」の「活」だということはわかる。
じゃあ、「活動」って?
すかさずお得意の検索。
活発に動くこと。ある動きや働きをすること。「暖かくなって虫が活動し始めた」「活動範囲が広い」「火山活動」(goo辞書より)
就職するために活発に動くこと。
結婚するために活発に動くこと。
妊娠するために活発に動くこと。
朝から活発に動くこと。
「〇〇活」と言ったときの、「〇〇」と「活」の関係性はいろいろあるにしても、「活動」は「活発に動くこと」でよさそうだ。
* * *
そういえば、今年の24時間テレビのテーマも「動く」だった。
家から出ない、県外に出ない、と「動かない」がスタンダードになった時代に、「動く」とはおもしろいな、と思った。
オープニングで、美輪明宏さんが「動く」というテーマについて聞かれて、こんなことを言っていた。
「そもそも、この世界のものは全て動くようにできている。人間も、動物も」
はっとした。この世の中に、一生変化しないものなんてない。
「変わらないでいよう」「動かないでいよう」なんて、自然の摂理に反するのだ。
さて、
明日もミロを飲んで、活発に動こう。
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