採用畑で生きていこうと意識した時の話①
こんにちは!空気太郎です。
今回のタイトル画像はごるちきさんのイラストにさせていただきました!
本日のわたし服装と似ていたからです!
(色は違いますがノンカラーのカーディガン)
では・・・
今回から
採用畑で生きていこうと意識した時の話
ということで複数回にわたってわたしがこれまで採用領域の中でどのように活動してきたのかをお届けできたらと思います。
採用に興味がある方、読んでいただけると嬉しいですー!
また、内容を通して一般企業とは異なる医療福祉の採用についてもお伝えできるかと思いますのでもしご興味をお持ちいただける方がいたら是非読んでいただけると嬉しいです。
採用現場での違和感
採用に携わるようになり、実務をこなすようになり、自分の色や思考を意識できるようになった頃でしょうか。
エージェント経由応募者の不採用率が気になりはじめました。
自己応募者とエージェント経由応募者が同時期に存在した場合、エージェント経由応募者の方が優れていると判断されてもちょっとやそっとでは不採用になる。コスト面で自己応募者が内定を勝ち取る。
(私も面接に同席するものの、合否の裁量権はなかった)
・自己応募だったら内定だった
・エージェント経由だから不採用
ではなぜエージェントに依頼しているのだろうか・・・。
という疑問となんだかもやもやした気持ちを抱えるようになりました。
医療という特性上、有資格者のπは少ないため自力での母集団形成は難しい。そのためエージェントに依頼している。ここに関しては多くの医療機関が同じだと思う。
ただ、エージェント経由で選考参加してくれても、自己応募という選択をした候補者には勝てない。
同時期に自己応募者がいなければ採用する。
これって応募してくれた方にも協力してくださっているエージェントの方にも失礼ではないのか?と感じるようになりました。
同時期に自己応募者が存在し、エージェント経由の候補者が不採用となった際のエージェントに報告する内容も曖昧でした。
選考要件が確立されておらず、きちっとしたフィードバックもされない。
こんな状態で求めているような人材を紹介してくれる訳ないじゃないか!!
はじめての職種担当
はじめて職種担当をすることになり、その職種の採用に関しては概ね好きなように事を運べるようになったとき、
①選考要件を確立する(依頼部署長とすり合わせる)
②応募経路で合否判定しない
③真摯に対応する(対エージェント、対応募者)
④充足させる
この4つを目標にしました。
選考要件の曖昧さ
指定された資格以外の要件は、
・男女不問
・60歳以下(定年の問題)
・経験不問
当初こんなかんじです。
該当する資格があればだれでもいいんだって思いますよね(笑)
たしかにこんな定義をしていたら不採用にした後のフィードバックも曖昧になりますね・・・。
そして職員を頭数としかカウントしていないことに憤りを覚えました。
・有資格者なら誰でもいい。
・とりあえず安く
当時の私にはそんな風に感じたのです。
ここまで来ると離職率云々の問題でもなく、
頭数揃えて充足されれば採用担当としては評価される
そんな船出でした。
足を使って現場に接近
そんな時、私は現場スタッフたちにヒアリングしてみようと思い立ちました。
時間さえあれば事業所に出向き、そのうち時間を作って出向き、現場の方々との距離を縮めていきました。縮めていったというより、とてもあたたかく迎え入れてくれていたので「縮めてくださった」のほうがしっくり来るかもしれません。該当職以外にもヒアリングを慣行し、世間話に割く時間の方が多くなり、事務所で事務作業をする時間も増えていきました。
次第に、
この事業所を良くしたい
この事業所で働く人たちのためになる採用をしたい
この事業所に採用して入職者も幸せになってほしい
自然とこんなことを考えるようになりました。
その思いを管理者、リーダーに伝えてみることに。
暑苦しいと思われることを覚悟していましたが、
実はそう思っていたけど予算が足りず、人を選んでいる余裕もなく、コストでして合否を考えることができなかった
と打ち明けてくれたのです。
ここまでくれば、わたしがやるべきことは決まりです。
当時のわたしに有資格者の母集団形成能力はなかったので、
・選考要件を確立して厳密な選考をする
・費用は考えない(責任とれる立場ではないけどなんとかしよう)
この2つを実現してこの事業所の人たちを幸せにしよう!
そう奮い立って事業所と一体となり、本格的な採用活動をスタートさせたのでした。
次回予告
次回は
採用畑で生きていこうと意識した時の話②
をお届けしますー!
本格的に採用活動をスタートした後の内容です。
コストを気にせず、厳密な選考を実践するとどうなったか?
ご覧いただきありがとうございました。
次回も見てくださるとうれしいです。
スキしてくれたらもっとうれしいです!
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