【じじい放談Ⅱ 第10会 スパイ】

2014年のクリミア半島侵攻に始まったウクライナ戦争は2022年2月に本格侵攻になり、今もウクライナ国内で戦闘が続いています。 兵法書で有名な「孫子(紀元前5世紀中頃から紀元前4世紀中頃)」では、「百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり」、また「彼を知り、己を知れば、百戦危うからず」とも伝えられています。(孫子(書物) wikipedia)
日本では、戦後の平和憲法により「戦争を放棄し、戦争につながるスパイ活動も表に出てきません」
「日本の情報機関として有名なものに内閣官房の内部組織の内閣情報調査室(内調)がある。内調は主に情報の集約やオシントを行っている。またその他の情報機関として、警察庁警備局(公安警察)、外務省国際情報統括官組織、防衛省情報本部、法務省公安調査庁、海上保安庁警備救難部などが挙げられる。 日本の政治の中枢である内閣における政策を審議・決定するために、第2次安倍内閣に安全保障分野では国家安全保障会議(NSC)が設置されており、NSCへ政策を提言・立案する下部組織の事務局として国家安全保障局が設置されている (Wikipedia 日本の情報機関)」
規模の大小はありますが、しっかし存在しています。

ロシアは強権を持ったプーチン大統領による国家(米国に匹敵する軍隊とスパイ組織)というイメージがあり、日本と北方領土問題を抱え、北海道の一部も領土とも言い始めています。 また、共産党の権威主義体制の中国は台湾の併合を目指して、日本との緊張を高めています。 「ウクライナ戦争」と同様に「台湾戦争」があるのでしょうか。 ロシア・中国・北朝鮮の仮想敵国の米国は、「経済融和」「経済制裁」「経済閉鎖」「戦争」「親米政府擁立」「経済融和」・・と世界中で同じ事を繰返しています。 
孫子のような逸材がいない日本でもできることは、あるのでしょうか。 「孫子」では「敵と対峙するときは正(正攻法)の作戦を採用し、戦いは奇(奇襲)によって勝つ (孫子(書物) wikipedia)」です。 北朝鮮は米国に対抗できる正攻法を準備できないので核兵器とスパイを準備し、中国は軍備増強とスパイ活動を活発に行っています。

007やスパイ大作戦・猿飛サスケでしか知らないスパイの大活躍で戦争を防ぎ、国家の利益を守ることは甘い考えでしょうか。 「平和ボケ」のまま、戦争を体験せずに死んでいきたい「じいさん」が、「スパイ」について話します。

収録 2022-8-26
配信 2022-9-11
ロケ地 残波岬ビーチ@読谷村

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