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正義の定義

ときどき
自分がやっていることが
本当に正義なのかわからなくなる

勝手に
可哀想だからと
救いの手を差し伸べようとしたところで
搾取しようとしている側だったのは
向こうなのかもしれない

もちろん
搾取できるだけの財力を持ち合わせた人に限った話だけれども

社長は言った
私の知り合いはそんなのばっかですよって
勝算があれば日本にやって来る
なければ早々に撤退
所詮そんなもん

気持ちいいぐらいあっさりしていると

本当に救いたいと思ったのならば
それだけの財力
つまり
見返りを求めなくても生きていけるだけの力を
持ち合わせていないと意味がない
でないとそれは
ただの自己満足
または
単なる綺麗事にすぎない

資本主義だから、と社長は言った
どちらかが食って食われる世界だ、と

社長の言うことはもっともだ
深く同感する
言葉に重みがある
それなのに
こんなに深く傷ついたように感じてしまうのはなぜなのか

そして
そういう裏の世界
権力者の世界を
今まで知ることのなかった私は
考えようとしてこなかったであろう私は
ただの純粋なのか
正直すぎる馬鹿なのか

なんだかどうしようもなく悔しい

私が守ろうとしているのは何なのか
それは本当に正義なのか

考えろ
考えるんだ

誰に何を言われてもブレないほどに
最低限
言葉の鎧を身につけるんだ

#エッセイ #コラム #ビジネス #起業 #日記 #ライフスタイル

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