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顔合わせ&本読み/スタートするまで ⑦

YouTubeにて公開中のショートムービー『START』の制作秘話を「スタートするまで」と題してお送りしております。今回は、顔合わせと本読みの話です。ぜひ本編と合わせてお楽しみください。


↓主演の一人、一ノ世が本名の「中河陽介」でエントリーしております。応援よろしくお願いいたします!

顔合わせ

12月1日の午後、相生通り沿いにある集会所で出演者顔合わせと本読みをしました。

だいたい、どのドラマもこの「本読み」の日があります。会議室などで脚本を座ったまま読む。というものです。同じ日に衣装合わせをすることも多いです。東京でのライター時代にも何回か参加させていただきましたが、変な緊張感があります。そんな形式だけは取り入れてやってみました。

この日はメインビジュアルの撮影もするということで、みなさんへは事前に服装のお願いをしていました。

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(こうなさん=あきさん、中河さん=一ノ世さん)

一ノ世さんの服装、高校の制服にジャンパー着てきた、ってイメージだったんですけど、伝わってますかね…普通に会社帰りぽく見えてませんかね…とても心配です…。

あんじゅれさんは、「高校生ならパーカーかなと思って」とのことで、パーカーで来てくれました。

そんなわけで、衣装はみなさん自前です。
この日着てた服が、メインのカラオケボックスシーンでの衣装となっております。

まずはゲーム?

今回はとりあえず、初対面の方もいる中で、早くに打ち解けて欲しい、バイトの仲良しグループという関係性をちょっとでも作って欲しいと思いまして。

最初にみんなでゲームをすることにしました。

映画「orange」でも出演者の顔合わせで卓上のなんらかのゲームをして親交を深めたけど、土屋太鳳ちゃんが白熱しすぎて怪我をしたっていうエピソードをどこかで読みました。←普通に太鳳ちゃんファン…。

「START」のみなさんには、

「おばけキャッチ」

というカードゲームをしてもらいました。息子が友人宅で遊んで気に入って買ったけど、我が家ではもう、ぜんぜんしてないです。
息子が強すぎて、妹たちが相手にならないからです…。

それはよいとして、おばけキャッチは、カードに書かれているヒントにより、おばけか、ねずみか、ソファーか、ビンを取るというものです。

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とっさの判断力が試されます。

誰が強かったかと言いますと、

ダントツで、あきさんでした。

女子たちは苦戦してました。

中学生・竹國さんも負けじとがんばっていました。

場も和んだところで、

メインビジュアルとなる写真と、役紹介で使う1ショットを撮りに行きました。

こちらも相生通り沿い、そして、川沿いの公園です。

撮影の時、みなさんに言ったのは、「すん」って顔でお願いします。

です。

みなさん、渾身のすん顔です。↓こちらでご確認くださいね。


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↑こちらはメインビジュアルと同じ構図の目線ありバージョンです。

この日の写真はとっても気に入ってます。

そして、実はこの日、あきさんにあるお願いをしていました。

それは、あきさんが以前インスタで公開していた写真撮ってると思わせといて、実は「動画でしたー!」ってヤツをこっそり撮って欲しいというものでした。

が、

私もすっかり忘れていて、さあ、撮ろうっていうことになったけど、みんな最初から動画だと思ってて、全然ドッキリにならなくてですね…

もう、驚くフリをお願いするっていう、感じになりました。

そちらの映像は『START』本編の最後にチラッと出てきますので、チェックしてみてくださいね。この日の顔合わせのときのものなんです!

撮影もあきさん。

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そんな写真撮影も終わり、さらに場が和んだところで、

本読みです。


ここで、私は気づきます。

自分が書いたものを、みんなに声に出して読まれるの、くっそ恥ずかしい…

でも、何回目かで慣れて、いまではなんとも思わなくなりました。

慣れって恐ろしいですね。

演出家でもなんでもない私がここで、演技指導的なものもするのですが、

ダメ出しって難しいですね。

今後はなんとかがんばりたいところです。

この時、一ノ世さん(本名:中河陽介←JUNONボーイ挑戦中)は私が脚本を書いたときに想像していた通りの演技をしていて、びっくりしました。

さすがでした。

少しは活動していたとしても、本格的な演技の経験がないのに、ここまでできるってことは、かなりのポテンシャルがあるんだと思います。

あきさんはちょっと声優っぽさが気になりましたが、うまかったです。

みんみんさんは本人もインタビューで緊張していたと言ってましたが、緊張してるの、確かに伝わっていました。でも、結衣にぴったり!と思いました。

あんじゅれさんは声が聞き取りやすくて、怒ってる演技がハマっておりました。

竹國さんは一番動きが大きくて、思いっきりの良さを感じました。

そのときの奮闘ぶりは、『START』本編のエンドロールにてちらっと出てきますので、見逃さないようにお願いします。


演技に一抹の不安を残しつつも、リハーサルはこの日だけで終了。

一緒にご飯を食べに行くという5人を見送りました。

あとはいきなり撮影に入っていきます。

この日、監督は別のお仕事のため欠席だったので、5人は撮影の日にいきなり監督と初対面するわけです。

そんな話は次回「期間だけは長いけど…撮影日誌(仮)」にてお送りします。

PHOTO:明知優子

最後までお読みいただきありがとうございました!

今後の記事もお楽しみください。




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