5月のとある電話記録
悩みを抱えた時、誰が解決に導いてくれる?
私は悩みというより「謎」という言葉の方がしっくりくる。
謎を感じた時の解決方法が分からなかった5月のとある日。人を頼る事にした。
数時間悩んで、ある人に電話した。
その人は私よりも20歳くらい年上で、人生を楽しんでいる人。そして私を支えてくれる人。
女性と人間の偏見を覆してくれる人。
好きか嫌いかの二択では全く判断できない人。
私の今回の謎は、せっかく友達ができたのに、パーソナルスペースに入ってこられると怖くなる。というものです。
大切にしたい気持ちと遠ざけたくなる気持ちの共存。それを許せなかった。
そして自分のパーソナルスペースとかあっていいのか。と自分を許せなかった。
電話の向こう側でキレの良い声が答えてくれました。全然おかしい事じゃないです。正常な感覚と捉えて良いですよ。と。
本当に私を大切に思ってくれている人は私のプライベートも大切にすると。
自分を大切にできないと相手のことも大切にできないのかもしれませんね。
電話越しのアドバイスは、私の新たな道への鍵になってくれたなと思いました。その人の考え方を受けて、私なりに工夫してやっていくのが1番良いのかな。
少しづつ、変わってゆきたい。
まあ、これは余談で。
私が本当に心に残ったのは終盤の方にあの人が言っていた事。
「自分が経験した辛い事の分だけ相手に幸せで返してあげたい。」還元してあげたいと。
初めて聞いた言葉でした。
私自身、お芝居を通して、見てくれた人が心に抱えてる何かを発散できたり、私だけじゃないんだ、独りじゃないんだと、気づいてほしいという想いがあります。
映画みる時とかって、自分がその時モヤモヤしている事とか、考えてる事と近い感情になれそうな作品を選んだりするじゃないですか。
例えば、恋を「してしまった」ら、禁断の恋みたいなのをみたりしますし、目標に達せなくて辛い時は、主人公が葛藤して正解へ進んでいくような作品をみたりします。
自分がこうやって沢山助けてもらったから、今度は私が助けたいのです。
そんな私の想いに分かりやすく優しく覆いかぶさってくれる言葉でした。
この言葉を自分の中に残し続けて、私も幸せや感動を届ける事ができる人になりたいです。
勇気を出して電話してよかった。
いつもそんな事しないから。
そんな5月のとある電話記録でした。
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