【離乳食3】「あかちゃんのごはん(=離乳食)」って、そもそもどんなもの?
「離乳食は、赤ちゃんの様子を見ながら、ゆっくりと進めればいいんだ」と気持ちが楽になる秘訣を投稿しています。
本日は【3.「あかちゃんのごはん」ってそもそもどんなもの?】です。
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「赤ちゃんのごはん」って、そもそもどんなものでしょうか?
離乳食の本やアプリで紹介されている「離乳食」は、可愛い器に入って、とろみがかかって、とてもキラキラしています。
私はいつも、離乳食の本を見ては、子どもを産んで、「離乳食をつくろう」と思わなければ、なかなか見ることのない「特別な食事」のようで、違和感を感じます。
「離乳食」と書くからには、「乳」から「離れる」ための食事でしょうか。
最近は「補完食」という言葉も、聞かれるようになりました。
私は、「赤ちゃんのごはん」は、「赤ちゃんが食事を楽しんで、元気に成長するための食」のことだと考えています。
だから、「見本の通りにしなければ」と、無理して頑張って作った食事は「赤ちゃんのごはん」とは言えません。
毎日の家族のごはんと同じように、食べる人も作る人も、毎日の暮らしの中で育まれ、癒やされるものだと思うのです。
「赤ちゃんのごはん」の最終的な目標は、「家族と同じ食卓で、家族と同じものを美味しく楽しく食べること」です。
「赤ちゃんに何を食べさせたらいいのだろう」と考えてしまうと、作ることが難しくなってしまいます。
そんな時には、家族の食事を、消化機能の未熟な赤ちゃんでも身体に負担がかからないものにすることをオススメします。
毎日の家族の食事の中から、赤ちゃんに食べられそうなものを、食べられる形に少し手を加えて、分けてあげるだけで良いのです。
家族のための食事をつくるときに、「赤ちゃんにも食べられて、身体に負担がかからないものを」と考えるだけで、食生活の見直しになります。
離乳食期の赤ちゃんを育てるお母さんは、まだまだ、自分自身へのいたわりも大切な時期です。
わざわざ作らないので「せっかく作ったのに、食べなかった」とがっかりすることもありません。
「薄味で、物足りない」という場合には、食卓で塩やこしょうを足して、自分好みの味に調整するのも良いでしょう。
大人用に、薬味を足したり、香辛料を後から使うのも、お勧めです。
自分らしく「無理なく続けられる」食事作りの方法を、ぜひ探ってみてください。
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