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毎月の生理は、妊娠のはじまり

私が妊活をしていた時に、「生理が来ること=妊娠しなかった結果通知」のように感じてしまって、生理が来たことにガッカリしてしまう気持ちがありました。
でも、生理が来ることは、妊娠のはじまりとも言えるのです。

今回の「ここははくらす」では、妊娠週数の数え方を解説します。

妊娠0週0日は、生理1日目

生理が遅れて、つわりなどの症状があり、妊娠検査薬を試してみて、産婦人科を受診するとき、多くの人は妊娠5週~6週の時期にあります。

妊娠週数を数えるときに基準になるのは、最後の生理がいつから始まったか?ということです。最後の生理が始まった日を妊娠0週0日として、そこから280日後の妊娠40週0日が「出産予定日」となります。

この数え方は、毎月の生理が28日周期で定期的に来ている場合が前提となっています。前回の生理から4週間以上経って、「あれ?生理が来ないな」と気がつき、その1週間後あたりに妊娠検査薬を使って妊娠が判明した時には、妊娠5週に入っているということです。
生理周期が28日よりも長ければ、その分後ろ倒しに妊娠週数がずれていきます。

妊娠週数の確定は、超音波検査で

生理開始日が妊娠0週0日となるため、妊娠週数を確定するには、前回の生理がいつ始まったのか、が大事になります。
でも、妊娠に気がついたときに、前回の生理がいつからだったのか、自分の生理周期が何日なのか、あいまいなこともありますね。

そんな時でも、大丈夫。
妊娠週数の確定は、最終月経(最後の生理日)から算出する他、妊娠10週前後の超音波検査で、胎児の大きさを測って算出し直すことがほとんどです。

出産予定日は40週0日だけれど、あくまでも予定

妊娠40週0日が「出産予定日」となりますが、あくまでも「予定」。
予定日に生まれる確率は、4.8~5.6%とも言われています。
ということは、95%は予定日外の日に生まれていることになりますね。

生理が教えてくれること

生理の周期や日数、経血の量や性質は、心や身体の状態や、その月にあった出来事や、月の満ち欠けや気候など、色々なことで敏感に変化します。
生理の状態をよく観察して、記録をしておくことは、妊娠の希望にかかわらず、自分自身を良く知って、いたわる上でとても大切なことです。

「妊娠0週0日が、生理1日目」なのだから、「生理=新しい妊娠の始まり」と前向きに捉えましょう、と教えてくださったのは、【おなかの中からの子育て】の著者である、浅井あきよ先生です。

この独特な数え方を逆手にとって
「月経は次の妊娠へのスタートと受け止めましょう」
というのが、私からの提案です。

月経が来るたびに子宮にダメ出しするのではなくて

月経=次の妊娠に向けての新しい始まり!と思って
新しい気持ちで迎えましょう!

NPO法人「へその緒の会」メールマガジンより引用

「おなかの中からの子育て」という本は、親にある人が、しあわせな子育てのスタートをきることを応援してくれる、温かい本です。

次回の「ここははくらす」では、つわりについて投稿します。


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