見出し画像

在宅勤務でOJTって…

こんにちは。あいのです。

新型コロナウイルスの影響で、完全在宅勤務になってから8ヵ月が経ちました。現在エンジニアとして働く社会人3年目なのですが、在宅勤務でOJTを行ったこの数か月を振り返ってみようと思います。

初めての後輩なのに、リモートでOJT!?

常駐SEとして、とある現場でシステムのセキュリティ評価を行っていたのですが、今年の6月から、新人さんが入ってくる代わりに、唯一の自社の先輩が他の現場に飛ばされるという事態に直面しました。。。

しかも、今まで現場に後輩ができたことがなく、初めての直属の後輩でした。課長からは、

「あいのさん、OJTよろしくね!」

の一言。

「え、リモートになってまだ数か月、先輩がいなくなった上に、新人のOJT?私、この先、生きていける?」

こんな気分でした。まさにお先真っ暗。

いろいろ考えました。コミュニケーション不足になってはいけない、仕事はどう教えれば、、、などなど悩んだ末、3つの取り組みをすることにしました。

その1 1対1で朝会、夕会を実施

出勤時と退勤時に必ず会話するようにしました。もちろん顔出しで。その日の作業内容、進捗状況の確認、コミュニケーション不足解消のために雑談も交えて。

最初は、何をやるにも初めてで、こちらからアプローチをかけていかないと、後輩も何を聞けばいいのかがわからないのでは?と考えて、普段以上に会話をするようにしました。

できるだけ、物事を伝えるときは文章ではなく、言葉で。文面をみると冷たい印象を与えるときもありますからね。

その2 週に1回、KPTを実施

毎週金曜日に一週間の振り返りとして、KPT(Keep・Problem・Try)を行いました。

・What we should keep.(続けるべきこと)
・Where we are having ongoing problems. (抱えている問題)
・What we want to try in the next time period. (次にトライしたいこと)

その週の良かったところ、問題点、翌週はどのように仕事を行っていくか、というような形で1週間の振り返りをする時間を作って、明確な目標を持って仕事を行ってもらうようにしました。

これは、自分自身の振り返りにもなりますし、このようなロジカルな思考を癖づけてほしい、という思いもありました。

その3 作業説明をするときは、実際にやり方を見せる

エンジニアの作業は様々なツールを使います。馴染みのある所でいえば、Excelとかですかね。
いろいろなショートカットがあって、これを使いこなすか使わないかで、業務効率は大きく変わってきます。でも、リモートだとその人の仕事の仕方とかが、あまり見えてこないんですよね。

なので、作業指示を出すときには、こちらで一度画面を共有しながらやって見せることで、効率の良いやり方や情報を提供するようにしていました。

振り返ってみると…

そんな感じで、OJTを進めてきましたが、今のところ大きな問題は起きていないです。1年目の後輩と3年目の自分で年齢が近く、同性ということもあり、話しやすいことが理由かもしれませんが。

意外とやってみるとどうにかなるもんですね。でも、OJTの対象が複数人になったら、どうなることやら。。。。

これからどんどん、在宅勤務が増えそうではありますが、もし同じような悩みを抱えている人がいましたら、参考になればと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。それではまた、あいのでした。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?