大切な家族のカタチ
こんにちは、愛音です
父と娘の二人暮らしになったのは確か23歳の時でした
当時まだ父は働いており、私は家でお留守番係
引っ越して半年くらいはわんこの朝の散歩は
父が出勤前に行っていました
理由は私に無理させないため
家事もやろうと努力しつつ、
現実は父が休みの日にまとめて2人でやる
仲の良さというよりは
父はこうすることで私の様子を見れるし
安心だったのだと思います
少しずつ生活に慣れていくうちに
朝のわんこのお散歩も私が行けるようになり
買い物も気分転換として1人で行けて
掃除洗濯もなんとなく1人で終えられる
ご飯もレシピを見ながら1人で作れる
徐々に父離れしていき、家庭内自立を目指しました
でもなにかあればベッドに倒れて
メールで不調を伝えて、ご飯が作れないことも伝えました
わんこの世話だけはない力振り絞っていました
わんこは父と違って1人でスーパーでお惣菜を…
なんてことは出来ませんから
数年かけて父へのもうダメですメールを減らし
家庭内自立をより強めました
これが出来たよ!と報告がしたい
この報告も褒めてもらうためではなくて
自分の中で自信を育てるためでした
二人暮らしのスタートは
父へ多くの負担をかけていました
朝早くにわんこの散歩、出勤、
昼休みになると大丈夫ですか?と
安否確認のメールをもらっていました
その時平気、と答えられる時もあれば
ダメです、夕飯作れません
など素直に状態の報告をしていました
働いているのに娘の安否を気にしながら、
それだけでなくもうダメ、と返信をすると
なるべく早く帰れるようにします、
と仕事の調節までしてくれました
泣きながらのごめんなさい、
これは何度も何度も言いました
父は泣いてる私へ厳しい顔はしませんでした
父は変わっています
多分、こんな父親は珍しい、
目の前にいるのは20代なのに
年相応ではなく非常に手のかかる娘
でもその娘のことを分かってくれて
頭ごなしに叱るのではなくて
出来ることを認め続けてくれる
父との二人暮らしも15年近く経ちます
今も楽しく役割分担しながらの生活です
大切な家族、大切なお父さん、
私と父の距離は声を出せば応えられる距離
大切で自慢の家族の形です
ありがとう、いつも、いつも、どんなときも
*愛音*
この記事が参加している募集
サポートしていただけたら嬉しいです🌹 これからも頑張りますね!