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霊界は、すぐ“そこ”にある世界
登下校
いつも通る道の一本先の門の家
家の上、屋根の上にいる
黒く見える“それ”は踊っている
『あぁ、誰か死んじゃうんだ・・・』
これは日常茶飯事の出来事
数日後、そのお宅は葬儀社が来ていた。
母に告げる
「誰かにそういうことを言っちゃダメ」
母と私だけの秘密
周りから変な子どもに思われないように
母も幼少期からの体験で学んでいたのだろう。
「ある日、学校に行ったらね。
夢か現実か、それ以外か
『おはよう!』
私は挨拶を大切にしている。
母の教育でもあったが
自分が夢の中なのか現実にいるのか
よくわからなくなることがあるからだ。
現実なら挨拶は大抵かえってくる。
もうすぐ中学生
『あの世に行くなら早くしなきゃ』
制服の仕立てにいく。
母は嬉しそうだ。
娘がこんなに成長したのだと・・・
『母を悲しませることはしたくない。』
うなされる
現実と理想と希望と、また現実