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生きて、そして死にゆく人に向き合う
私の仕事は看護師だ。以前は大学病院に勤めていたため、病状が急性期にある人を相手に仕事をしていた。刻々と変わる状態に対して医師の指示のもと点滴や採血、検査の前処置、術後の管理、創部の処置など挙げればきりのないほどの仕事を分単位で行っていた。その中で、一つ変化を見落とせば、一つ何かを間違えれば命に直結するというプレッシャーの中で働いていたため、もともと同時に何かをこなすことが苦手な私には相当なストレス
もっとみる無難な道を選んできた人生だった
常に将来を見据えて人生の選択をしてきた私が、医師の夫に捨てられて2児のシングルマザーになった。ドン底を楽しく生きぬいていく、そんな新しい価値観を手に入れたいと奮闘する様子を記録していく。
幼い頃から堅実に生きてきた。貰ったお年玉は貯金し、本当に欲しいもののために積み立てる。テストで空欄を作るのが嫌で、わからないことはそのままにせず勉強する。小学生から始めたバレーボールではキャプテンを努め、県