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共に生きるだけで互いに幸せを与え合っている

Tomokiです.最近は朝8時に起きるようになり,同時に夜早めに眠ることも多くなってきた.良い生活習慣が身についてきたようだ.お陰で作業も捗るようになってきた気がする.今年は良い年になりそうな気しかしていない.

しかし,久しぶりに午前中の早い時間に起きて外に出るようになると,1日でもっとも冷え込むのは朝だという事実に気づかされる.昼に蓄えた熱を夜通しかけて放出したあとの朝の寒さなのだろう.

自分一人でできることは大したことがない

自分は夜型人間だったので,会社を辞めて独立した後は,自然と昼夜逆転の生活を続けていたが,どうやらそれが最も効率が上がるというわけではなかったようだ.結局毎日好きなことはどの時間であろうと関係なくできるようだ.

しかし,そうやって作業が捗るにつれて一人で出来ることの限界も見えてくるようになってきた.結局僕独りでは出来ることも感動できることも考えられることも限界があるという当たり前のことをちゃんと受け入れたようだ.そもそも論文がなければ僕はDeep Learningの技術を知らなかったし,誰かのフレームワークやサンプルコードがなければ僕は学習コードを書けるようにはなっていなかった.それは当然のようで,つい忘れてしまいそうな出来事だ.

しかし,誰かと関わって励ましあったり,協力しあうことで得られるものは大きくなる.それは決して一つのことを複数人ですることで人数分の効率になるとか,そういう単純な話ではない.たとえ別々の目標に向かっていく人であっても,接点を持った時にはお互いに良い影響を与え合っているようだ.

それはモチベーションだったり,勇気だったり,幸せだったりするような,目には見えない,数値にでもできないようなものを確かに与え合っているような気がする.それがふとした瞬間に自分に着想を与えたり,何かしらのチャレンジをするときの原動力へと変わっていく.そういった素敵な関係をどんどんつなげて,大きな輪にしていくことが重要だったのかもしれない.

調和した関係に縛りは感じられない

当然人と拘れば一定の拘束や制限ができてしまうこともある.僕は以前それが煩わしくて出来るだけ一人で物事を進めることを選んだ.それは自由への渇望であるとともに,自分への自信のなさがそうさせた一種の逃げのような行動だったのかもしれない.しかし,気がつけばそんな感情もどこかへ消え去ってしまっていることに気づいた.素敵な関係性の中には拘束や制限の閉塞感や煩わしさを感じさせないくらいにスムーズな関係が成り立っているのかもしれない.それがきっと調和された関係性なのだろう.

この共同体をなんと呼ぶのだろう.それは互いに依存だとか利用だとか損得勘定が存在していない関係性だ.これが自立共生的=コンヴィヴィアルな関係性なのかもしれない.そこには僕が恐れていたような窮屈さや自由を奪われるような感覚なんてものは存在しなかった.結局のところ恐れや悪夢は僕自身が生み出していたに過ぎないものだったんだ.

調和した関係を繋ぐ吟遊詩人になろう

そんな調和した関係を人々と紡ぐことができるのだと気づいたことで,人々と交流していくことへの恐怖心がどんどん薄くなってきた.今まで僕が恐れからの動機で,全部自分で背負い込もうとしてきた事を,今なら軽やかに誰かと一緒に抱えて運んでいけるような気がする.そうやって紡いでいった関係性の中で創造される言葉や物語や音楽や映像が,さらにより多くの人を紡いでいく確信がある.

ひょっとしたら調和を止めていたのは,僕自身だったのかもしれない.僕自身の恐れ自体がその現実のようなものを作り出していた.今ようやく僕はどんどんオープンマインドになってきた.これからは色んなところ様々な調和と出会えるのだろう.2023年は僕の中でも大きな転換を迎える年になりそうだ.素敵な関係を紡いで,素敵な言葉を紡いでいける吟遊詩人になっていこうと思う.

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