チャイニーズニューイヤー
欧米でチャーイニーズニューイヤーを祝うことが盛んになってきて、
オーストラリアでもこの時期はショッピングセンターや街で赤い装飾を
見かけるようになりました。
うちの夫も販促のプロジェクトを持っていて、
チャイニーズNYは売上が上がるからとせっせと対策してた。
ここで似てるなと思うのが、日本のハロウィンやクリスマス。
なぜ誰が祝うのかはよくわからんけど、楽しそうだからやってみよーと
商業目的になるイベントたち。
よくわからずに、黄色系の人たちに「Happy New Year」を連呼する
コケイジャン系オージーのおばちゃん、おじちゃん。
正直さ、チャイニーズNYの日に「Happy New Year! どんなことするの?」言われても
え、知らんってしか回答できないよ。(笑)
一応、沖縄では旧盆祝うけどね!これも日本を全く知らん人に説明すると長くなるしさ。
それもさ、一回ならいいけど、何回も道すれちがう人に言われれるとさ、若干鬱陶しい。
Chinese NYが浸透してきて、国を挙げてみんなで祝おうという精神は、いち東アジア人として多様性が認められていくことが喜ばしい。(商業目的もあるだろうけどw)
でもさ、
黒髪で、黄色肌の東アジア人が全員それ祝うわけじゃねーよ。
ただそれ言いたい。
マイノリティーになってみてさ、
マイクロアグレッションと言われる、
些細な差別的言動に気がつくことがある。
もちろん、何を持って差別と思うかは人それぞれで、
あまり悲観的にはなりたくない。
もちろん、このマイクロアグレッションって悪気があるわけではないし。
東アジア人は全員、中国語しゃべるとか。
東アジア人はみんな一緒の顔で一緒の文化とか。
中国人と一緒なのが嫌とかではなくって、適当にアジア人をひと括りにして、個人として見てもらえない感が嫌なんだよなー。
中国人の割合ってどこの国行っても多いし、アジア=中国っていうイメージになるのもわかる。
日本人も韓国人も中国人もみんな同じだと思われてるっていうのは、海外に出て一番驚いたことかも。
でも実は、私も子どもの頃に白人は全員アメリカ人と思ってたんだよなーw
ドイツ人とかフランス人に「ハローハローハロー!ハワーユー?!」とかドヤ顔で言ってたもんなー笑
悪気はないんだよー。でも、違うんだよー。
でも、チャイニーズじゃないって言ったところでお互いになんのメリットもないので、口を紡ぐだけの私。
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