待ってくれている人がいるから、私は日本に帰りたい
少し前まではまったく帰りたくなかった日本なのに、いまの私は日本に帰った後のことが楽しみになっている。
もちろんこれは、日本にまた「住む」ことを楽しみにしているのではない。
私はいまのところ、日本に定住したくない。
予定しているドイツワーホリが(ないと思うけど)もし万が一どうしてもできないのなら、また違う国を探して外に出たい。
それでもなぜ日本に帰ることが楽しみなのかと言えば、待ってくれている人たちがいるから。韓国にいた半年で変化した私を、一緒に喜んでほしいから。
友達に会いたい、家族に会いたい
韓国に来る前、やさぐれていた私は人間関係をかなり整理した。私にとって本当に必要な人たちを、本当に大事にできる環境づくりに専念した。
それで、この時に本当に大事だと気づいた友人たちに私は会いたい。いま計画を立てていて、会えるのは早くても1か月先なのだけど、もう私の心は会った日にいる。
同様に、家族にも会いたい。私にとっては友達との予定>>家族だと思っていたけど、最近は家族に会いたい思いがどんどん増している。
私と性格がすごくよく似ていて意地っ張りな祖母が、学校が終わったなら早く帰ってきたらいいのにと電話の向こうで言っている。
私と顔がそっくりな母が、私が帰ったあとの計画を立てている。
私には何も言わない父も、母に私がいつ帰ってくるのかと聞いている。
弟たちはどうかわからないけど、帰ってきた私の顔を見たら、おかえりと迎えてくれると思う。
待ってくれている人がいるから、私は日本に帰りたい
こうして待ってくれている人たちがいるから、私は会うことを楽しみに日本に帰る。
でもそうしたら、待ってくれる人たちがいなくなったらどうなのだろう?と、ふいに考えてしまった。
いつかはそんな日もきっと来る。私は家族との関係性のために、海外に住むことを選択している。
だからもしその時が来たら、私は拠点を日本にするのだろうか。もう私の役目は終えたと、日本に帰るのだろうか。
まだしばらく先のこと(だと思いたい)なのでわからないけど、こんな選択のしかたもあるのだなと思った。
海外に定住するとまではまだ言い切れない私なので、もしかしたらこんなふうに帰国時期を決めるのかもしれない。わからないけど。
だけどとにかく、こんなむずかしい話は置いておいて、私は待ってくれている人たちに会いに日本に帰りたい。
きっとこの半年の変化を、一緒に祝ってくれると思うから。誰よりもやっぱり、母に一緒に喜んでほしいから。帰ったらどんな話をしようかと考えている。
7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️