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【ココロノマルシェ回答】刹那的で情熱的な恋愛がしたい・・・のに、叶わないのはなぜ?

こんにちは。
ライフストーリー インタビュアー/心理カウンセラーの 真中愛です。


今日は「ココロノマルシェ」に寄せられたお悩みに回答します。

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刹那的で情熱的な恋愛がしたいです
りりん さん

こんにちは。
父はモラハラ気質(ただし娘の私には甘々)、母はヒステリックな過干渉&心配性(稀に嫉妬のようなものを感じます)、幼稚園で入れられたお嬢様女子校でのいじめ、同性との恋愛、家出同然の海外留学とドラマティックに生きてきました。

私は最近、情熱的な恋愛に飢えています。ですが現実はここのところ浮いた話の一つもありません。

かなりまともな人間に思われるのですが、実際はひどい甘えん坊で、男の人にでろでろに甘やかして欲しいという願望があります。私も甘やかしたいです。ディープで濃厚な関係を欲しています。

ですが実際にそうされると数ヶ月で飽きて鬱陶しくなってしまい、元彼は学業なりなんなりの理由をつけて振ってしまいました。

最近まで好きな人がいて、色々と手を尽くしたのですがとても恋愛に興味がない人で、好意は感じますが「今は他にやりたいことがあるのでそれ以上に進む気はない」とはっきりと言われました。

遠距離の今もなんとなーく様子を伺っていますが、彼のスタンスは変わらないし、なにより私が長期的な関係を築くならこういう人が理想だと思うのですが(真面目で誠実だけれど恋愛が二の次三の次。きっと私は寂しいけれど、適度に放っておいてくれる以上飽きたりウザくなることはない)、私は今現在寂しさを埋めてくれるようなあっついあっつい花火のような恋愛を求めている以上、彼を好きでいることにするも違うよなあと思います。

あっついあっつい恋愛ができそうな他の男性にも粉をかけてみて、キスまでは持ち込めたのですが(笑)彼は結局他に彼女を作ってしまいました。
ものすごい美形で私は強く惹かれながらも本命にする勇気が出ず、変な下心に任せた近づき方をしてしまったのですが、どうやら見た目に似合わず真面目な方だったようで、とてもその彼女を大事にしています。(自意識過剰かもしれませんがその女性は顔立ちや雰囲気などが私と似ています。それで、「もしかして私のこと普通にタイプだったんじゃ…?」と初めて思いました)

このように、私の恋愛はいつも需要と供給が一致しないというか、タイミングが悪いというか、恋愛する気のない人を本気で好きになってしまったり、もしかしたら恋愛できたかもしれない人を逃してしまったりです。

また、私は処女なのに性欲が強く、13年ほど女子校にいたので恥ずかしながら基本的に性的な意味で男性に飢えています。

それもあってサクッと遊び慣れた人で捨てたいと思って好みの派手な外見の男性にちょっと奔放に迫ってみるのですが……なぜか毎回「実は真面目で純情、女の子との関係は真剣に考えます!」タイプを引き当ててしまい、処女のままです(男を見る目があるのか、単純にしたいと思わせる魅力がないのか…笑)。

一方で知らない人にわざわざ呼び止められて外見を褒められたり、友人の写真にたまたま写っていただけの私の彼氏の有無をその友人に聞いてくる男性がいたり、私に魅力を感じてくれる人もいるのですが、初対面でぐっと距離を詰められる感覚がするとついつい全力でATフィールドを展開し、逃げてしまいます。バリバリ親密感の恐れが発揮されます。そのせいか誰からもアプローチされません。されても続かないか、しつこすぎて私がぶった切ってしまいます。

結果、私はいつも一人です。1人に慣れすぎて多分一生独り身でもそれなりに楽しく生きていけます。寂しいけど。

このマッチングのうまくいかなさに対して、私はどうしたらいいのでしょうか?
寂しさも性欲も愛情も満たされることがなくて心が折れてます。

誰かを愛したいです。もう性欲は諦めて直近の好きな人をなんとなく好きでいたいです。でも結ばれても絶対寂しいし、彼とは私の望むようなあっつい恋愛はできそうにないです。彼を待ってる間に他の人とあっついけどみっじかい恋愛、要は信頼感ベースではなく性欲ベースの恋愛をすればいいのかな?と思って周りを見渡しても誰も下心でのアプローチはしてくれないし、自分は性欲性欲言ってるくせに向こうからギラギラされると無理だし、私から行っても不発です。

本当に女子校拗らせまくって詰んでます。たすけてください…。

ここまで読んでくださってありがとうございます。長文、大変失礼しました。

りりんさんこんにちは、はじめまして。
「ココロノマルシェ」へのご相談ありがとうございます。
真中愛が回答させていただきますね。


ご相談文を読んで、「なんて素直でかわいらしい、女性的魅力にあふれた方なのだろう!」と思いました。
私が男なら、ぜひ刹那的で情熱的な恋愛のお相手に立候補したいくらいです。

という冗談はさておき、心の世界では「起きていることはすべて正しく、自分が望んでいること」という捉え方をします。

ここでいう「自分が望んでいること」というのは、顕在意識(ふだんの自分が意識でき、考えていること)ではなく、潜在意識(意識の深いところ、ふだん自分では認識できない領域)での望みを指します。

つまり、顕在意識では強く望んでいるにも関わらず「刹那的で情熱的な恋愛」ができる相手が現れないのは、りりんさんの潜在意識はそれを望んでいないのでは?という見方ができます。
だとすると、顕在意識と潜在意識の望みが一致していない、ということになりますよね。

このように、私の恋愛はいつも需要と供給が一致しないというか、タイミングが悪いというか、恋愛する気のない人を本気で好きになってしまったり、もしかしたら恋愛できたかもしれない人を逃してしまったりです。

同時に、ふたつの意識の不一致がこのような「需要と供給が一致しない」「タイミングが悪い」として現実に投影されている、とも捉えることができます。


また、ご自身で親密感の怖れがあると感じていらっしゃるのですね。

父はモラハラ気質(ただし娘の私には甘々)、母はヒステリックな過干渉&心配性(稀に嫉妬のようなものを感じます)、幼稚園で入れられたお嬢様女子校でのいじめ、同性との恋愛、家出同然の海外留学とドラマティックに生きてきました。

両親との関係性、そして幼少期からの体験を見ても、親密感の怖れを抱くようになってしまうのは無理のないことだと思います。
そしてこの短い自己紹介文から、りりんさんの最大の才能のひとつが見えてきます。

それは「セクシャリティがむちゃむちゃ強い」、つまりとんでもないくらいの女性的魅力をお持ちだということです。
性欲が強いと自認されているのでたぶん自覚はあると思うのですが、その100倍くらい強いと思ってもらってもいいです(何基準?)。

ものすごい美形で私は強く惹かれながらも本命にする勇気が出ず、変な下心に任せた近づき方をしてしまったのですが、どうやら見た目に似合わず真面目な方だったようで、とてもその彼女を大事にしています。(自意識過剰かもしれませんがその女性は顔立ちや雰囲気などが私と似ています。それで、「もしかして私のこと普通にタイプだったんじゃ…?」と初めて思いました)

自信過剰ではなく、彼の方がりりんさんに本気になることに怖れをなしてしまったのでは?と私は感じました。
それくらい、りりんさんはまだ自分の魅力や才能を受け取れ切れていない部分があるのだと思います。


さらに、私がりりんさんの別の才能を見たのがこの部分です。

それもあってサクッと遊び慣れた人で捨てたいと思って好みの派手な外見の男性にちょっと奔放に迫ってみるのですが……なぜか毎回「実は真面目で純情、女の子との関係は真剣に考えます!」タイプを引き当ててしまい、処女のままです(男を見る目があるのか、単純にしたいと思わせる魅力がないのか…笑)。

これほどまでにセクシャリティが強く、女性としての魅力あふれるりりんさんが奔放に迫っているにも関わらず、処女が守られるなんていうことがある?と、私は感動さえ覚えました。
これこそが潜在意識の望み、つまり才能の為せるわざなのだと思います。

りりんさんの潜在意識は、そんなふうに処女を捨てることを望んでいないのではないでしょうか。
大切な自分の価値や魅力、才能を十分に知っていて、そんな自分の愛を、たったひとりの愛する人に情熱的に注ぎたい、と願っているのではないでしょうか。

つまり、りりんさんはその豊かなセクシャリティで、ものすごく情熱的なパートナーシップを築く才能があるのではないか、と感じました。


そんなりりんさんの才能を阻む原因として考えられるのは、セクシャリティの豊かさを受け取り切れていないこと(抑圧)、もうひとつはやはり親密感の怖れだと思います。
この部分からも、親密感の怖れが見て取れます。

要は信頼感ベースではなく性欲ベースの恋愛をすればいいのかな?

ここを
「性欲も思う存分満たせる、信頼感ベースの恋愛」
と書き換えてみたときに、りりんさんはどんな感情、あるいはイメージが湧いてきますか?
気持ちがぱっと華やいだり、体の奥から喜びが湧きあがるような感じでしょうか?
それとも「そんなことあり得ない!」といった否定的な気持ちが出てきましたか?


また、ミスマッチの問題もありますよね。

このマッチングのうまくいかなさに対して、私はどうしたらいいのでしょうか?

先ほどもお話したように「マッチングのうまくいかなさ」というのは「顕在意識と潜在意識の不一致」が原因のひとつだと考えられます。
そして、力関係としては
顕在意識<<<<<<< 潜在意識
というくらいにもう圧倒的に潜在意識のほうが強いんです。
なぜなら潜在意識のほうが本来の自分、りりんさんの才能や本当の望みと繋がっているからです。


今日は、そのふたつの意識を近づけ、りりんさんの内面と現実の両方を変て才能を生きられるようにするための提案をひとつしたいと思います。

それは「イメージの力を借りる」ことです。
イメージは潜在意識へのアクセス方法のひとつです。
イメージの世界をぐんぐん膨らませることで、顕在意識を潜在意識に近づけることができます。


りりんさんが本当にしたい理想の恋愛、築きたいパートナーシップってどんなものでしょうか?

でろでろに甘やかし合う、ディープで濃厚な関係。
寂しさを微塵も感じなくて済むくらいの、心も体も情熱的に愛し合える関係。
それでいて飽きたりウザくなったり、逃げたくなることのない関係。

そんな恋愛は親密感の怖れを持つ私では、ミスマッチばかりを引き寄せる私では無理!
なんて思わずに、自分の意識の深いところ、本当の私が望んでいる恋愛ってどんなものだろう?と、まずはイメージの世界で、その最高の恋愛を自分に与えてあげてみてください。
そこではりりんさんのセクシャリティ(女性性)が力になってくれます。
自分の豊かなセクシャリティを感じながら、いつでも自由にイメージしてみてください。

そうして自分が本当に望む恋愛についてあれこれたくさんイメージ(イメトレ、妄想、などヤル気の出る言葉でOK!)することで、りりんさんの顕在意識と潜在意識が少しづつ近づいてゆきます。
すると、今までと同じように自分の意識の状態は現実に投影されるので、ミスマッチの距離感もだんだん近づいてゆきます。
そうする中で新たな出会いがあったり、彼との関係性に変化が出てきたら、ぜひ「イメージを実践で発揮する機会がやってきた!」と捉えて、実際に「望む恋愛をしている自分」で振る舞ってみてください。

実はこれは、ヴィジョンを見ながら自分の問題を癒してゆく方法でもあります。
イメージと実践を繰り返す中で、親密感の怖れが徐々に癒され、セクシャリティも少しずつ解放されてゆきます。
りりんさんの豊かなセクシャリティと情熱的なパートナーシップを築く才能は、イメージの世界を現実に投影させると同時に、自分の問題を癒す助けにもなってくれるのです。


もうひとつ、りりんさんにお伝えしたいことがあります。

私が長期的な関係を築くならこういう人が理想だと思うのですが(真面目で誠実だけれど恋愛が二の次三の次。きっと私は寂しいけれど、適度に放っておいてくれる以上飽きたりウザくなることはない)

要は「長期的な関係は飽きたりウザくなる」ということなのだと思うのですが、これってどんなに相性の良いカップルにもきっと起こりうることで、考えてみたら当たり前のことではないでしょうか?

飽きたりウザくなることを過度に怖れる必要はありません。
なぜなら、自分の問題が癒されてくると、飽きたりウザくなったりといったお互いの「感情のリズム」のようなものを許容できるようになるからです。
そのときのふたりが心地よい距離感を、その都度確認し合うことができるようになります。
これが、相互依存と呼ばれる関係です。
また相互依存は心理的な信頼関係が強固になるので、寂しさを感じることが圧倒的に少なくなります。
もちろん「今はどうしても寂しいから、そばで甘えさせてほしい」「今日は情熱的なセックスで寂しさを癒してほしい」と、いつでも弱い自分をさらけ出して安心して相手に助けを求めることもできる関係性なのです。


最後にもういちど、りりんさんが本当に望んでいる恋愛とパートナーシップをイメージしてみてください。
りりんさんの豊かな才能は、心も体も情熱的に愛し合いながらウザさをも越えられる、より深い愛の世界、相互依存の関係へきっと連れて行ってくれると思います。


私も、りりんさんの情熱的なイメージが現実化するイメージをしていますね!

お読みいただきありがとうございました!


■真中 愛【ライフストーリー インタビュー/カウンセリング】

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