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健康のヒントは副交感神経にあり!?

こんにちは。
現役理学療法士の旅人aimaalです。

理学療法士×旅人
ということで、今回は健康についてお話します。 

今回は、あらゆる健康に良いとされる『副交感神経』についてです。

人生100年時代と言われている昨今。
でも「寿命=健康寿命」ではないですよね。

この『健康寿命』をどう保っていくか。
これが生活の質を高めるのに重要になってきます。

医療・介護分野では
生活の質をQOL(Quality Of Life)なんて言ったりします。

健康寿命を高めるには『副交感神経』はキーになると言っても過言ではありません。

そして、旅人にとっても非常に重要な要素になるんです!!

では、見ていきましょう!!

自律神経って何?

私たちの身体には『自律神経』というものがあります。
この神経の役割は「血管や内臓などの働きをコントロール」です。
血管や内臓って自分で動かすことは出来ないですよね。
それをこの神経が調整してくれるんですね。
いわば身体の調子を整えるバランサーみたいなもんです。

音楽で言えば指揮者、電車で言えば車掌ですね。

自律神経には2つある!

自律神経は以下の2つに分けられます。

・交感神経

・副交感神経

みなさん一度は聞いたことがあるかと思います。
交感神経というのはこういう状態です。

スーパーサイヤ人ですね。
完全なる興奮状態。

心拍数や血圧も上がります。

血管が細くなってしまい、全身に血液を循環させるのに苦労します。
やむを得ず血圧を上げる、つまり血液を送り出す力を強くするわけです。

ホースの先をつまんで、勢いよく水を出す感じです。

血液の循環が悪くなると、手足などの身体の先っちょは冷えます。
内臓の働きも鈍くなってしまいます。

緊張すると食欲も出ないし、おなかを下したりした経験ありませんか?  
あれは交感神経がMAXだからだったんですね!

なんだよ!
交感神経って悪いことだらけじゃん!
と思うかもしれませんが、意外とそうでもないんです。

汗腺や血管なんかは交感神経の働きによってコントロールされます。
汗をかいて体温調整してくれたり、血圧コントロールは交感神経のおかげ!

一方、副交感神経。
これは寝ている状態、すなわちリラックスしている状態です。

交感神経と副交感神経は表裏一体。

心拍数や血圧は落ち着き、血液の循環も◎。
内臓機能は高まるので、食欲もしっかりと出ます。

じゃあ副交感神経だけ高ければいいの?

ずっと寝てればいいの?
これは違います。あくまで自律神経はバランサーです。

交感神経もしっかり働く必要があります。

ただ現代社会において、交感神経が優位になりすぎてるんです。
満員電車でイライラしたり、会社でストレスを溜めたり…
常にスーパーサイヤ人状態でいるのは辛いわけですね。

旅をしてる時ってあんまりイライラしないですよね。
「うわ~凄い絶景だなぁ」とか
「温泉って気持ちいいなぁ」とか
基本心が落ち着いていることが多いですよね?
なので、旅っていうのはやっぱり医学的にも良いんだろうと思います。

逆に、トラブルに巻きこまれた時。
私も世界一周した際にはいろんなトラブルがありました。
・予定していたバスに乗り遅れる
・道を間違えてあてもなく歩き続けた 
・スキミングの被害にあった
・猛烈に腹を下した   …などなど。

こんな時は焦りで交感神経MAXなわけです。
でも本当は一度落ち着いて、冷静になって対処するべきですよね。

こういう場面こそ
「いや、ちょっと待てよ。こうすれば大丈夫じゃないか。」
と俯瞰で見て、問題を解決する能力が旅人には必要です。

そんな時に必要なのは自律神経のバランスです。
ひいては「副交感神経を高める」ということですね。

副交感神経ってどうやって高める?

これはある方法がピカイチです!
誰でもすぐにでも出来る方法があるんです!
精神論でもなんでもありません。

その方法についてですが、次回にたっぷりとお伝えしたいと思います!

乞うご期待下さい!

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