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学年ビリのど田舎高校生が世界トップ5の大学に合格するまで | あいむとの出会い

1. 自己紹介

初めまして、あいむインターン生のみさです。
今回は、私の経歴とあいむとの出会いについて話していきたいと思います!
この記事が誰かの希望や一歩を踏み出すきっかけになったら嬉しいです。

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▶プロフィール
みさ(1996年生まれ 青森県出身)
University of California, Berkeley 映画学部4年。
学生時代引きこもりを経験。
渡米後、2年制大学を経て現在の大学に編入。
あいむではマーケティングチームのメンバーとして活動中。

2. 初っ端からどん底

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△高校時代の私

念願の志望校に合格するも、それがゴールだった私は入学と同時に力尽きていました。

期待した高校生活は登校数日目で担任と気が合わないことが分かり一気につまらなくなり、他に夢中で打ち込むものも無かったのでただ淡々と登校していました。母親にも「無理して行く必要無いよ、辞めれば?」と言われる始末。

そんなくすんだ高校生活を送っていた夏休み目前のある日、廊下で1枚のポスターを発見しました。

それが後に私が生き返るきっかけとなった日本の次世代リーダー養成塾というサマースクールの募集ポスターでした。

3. 居場所と縁で変わる景色

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△リー塾で出会った友人と、池袋で

希望に胸を膨らませながら入学した高校の在学者数は約800名。

にも関わらず、気の合う友達は一人も居ませんでした。

しかし、思い切って参加した「日本の次世代リーダー養成塾」ではその場に居た人達ほぼ全員と気が合いました。

リー塾と呼ばれるこのサマースクールでは、全国・そして海外に留学中の高校生が福岡で世界のトップリーダーから講義を受け2週間共同生活をしましたが、プログラム終了後も、気の合う同志として毎月の様に東京で集まりました。

日本をどうしたいか、自分は何になりたいか?

個性的な仲間と壮大な夢を話ししたりする内に、縮こまっていた私の心はちゃんと夢を描くようになっていました。

あいむ代表の藤野荘子さんに出会ったのもこのリー塾で、当時藤野さんは学生ボランティアとして参加されていました。
当時は直接関わる機会は無かったのですが、「エスニックな雰囲気の人だな」と感じたことを覚えています。
それから8年の時を経て、今年の夏に"Online就活"さんを通してあいむがインターンを募集していることを知り、すぐに藤野さんに連絡を取りました。

そして出会いから多くの刺激を受け、私の意識は青森の田舎の生活から世界へと広がっていました。

4. 学生時代に感じていた違和感

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△ホストファミリーとボストンで再会

「なんで留学しようと思ったの?」
これは私がよく聞かれる質問です。
特に私は青森から海外大に留学していて珍しいので、凄く興味深い目で見られます。
聞かれるたびに私は「人生一度きりだし挑戦したかった」とか、「自分の好きな事を突き詰めて勉強してみたかった」など、いわゆる意識高い系の答えを出していました。
が、本当の根底にある答えは「日本に自分の居場所がなかったから」でした。

青森の地元の学校では「みんな違ってみんな良い」ではなく「みんな一緒」が求められました。
少しでもみんなと違うと仲間外れになり、無理をしてコミュニティで過ごすうちに疲弊し、次第に誰にも心を開かず部屋に引きこもるようになりました。

地方特有の「出る杭は打たれる」的な風潮もあり、サマースクール参加後に「海外の大学に行きます!」と宣言した時も、前例が無く、科目によって成績はビリだったので、「そんなの絶対に無理」「もっと現実を見た方が良い」と高校ではほぼ全員から否定され続けました。
それでも頑固で無鉄砲だった私は自分の考えを曲げず、もっと自由で私らしさを大切にしてくれる場所で4年間を過ごすことに決めました。

5. バークレーに合格できた理由

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△Thanks Giving休暇に近くの山へ。ヒールしか持っていなくて友人の車にあったスリッパで山登りしました。笑

高校生の頃は成績が良いこと・有名大学に合格する事に対しての評価は高いものの、自分を生きる・人生を楽しむという事にフォーカスする機会はありませんでした。

私にとって有名大学は有名なだけで、そこに行く意味は分かりませんでした。

だから、高校時代の勉強は目的地が無いまま霧の中を必死で船を漕ぎ続けるようで、何のときめきも喜びも感じられず、やる気も湧きませんでした。

ですが、リー塾や渡米後の出会いにより自分が何になりたいか・どうありたいか?

可能性とポテンシャルは無限にある事に気付き、日本映画を世界に広めたいという夢が出来、世界最高の環境で学べる大学の映画学科にいきたいという目的が生まれました。

自分が辿り着きたい場所が決まり、私は人が変わった様に本気で勉強しました。

周りに同じように世界中から高い意識を持って自分の意思で学びに来ている仲間がいる事で、目的地に向かう道筋を邪魔される事なく歩むことができました。

自分自身のスイッチが入ることと、環境を共有する仲間がいることは本当に大きいと思います。

6. あなたは素晴らしい!を日常的に伝えるアメリカ人

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△通っている大学の象徴でもあるSather Tower。最上階からはSan Franciscoが一望出来る。

渡米後は日本とは対照的な文化に最初は戸惑いながらも、居心地の良さを感じていました。
アメリカでは道ですれ違いざまに「その服いいね!」と声をかけられたり、些細なことでも直ぐに褒めてくれます。
また個性が尊重され、他人と比べず自分らしい人生を送ることに皆フォーカスしています。
そのため私の大学では、12〜75歳まで、様々な年代の方が学んでいます。
そんな伸び伸びとした自分に合った環境や、「Misaなら絶対に出来る!」のポジティブな言葉に幾度となく励まされ、どんなに辛いことがあっても休まず授業に出席し、毎日最前列の席に座り続けました。
そして編入出願した大学7校全てに合格、全米公立大学ランキング1位のUC Berkeleyからもオファーを頂くことができました。
高校時代にど田舎の高校でビリだった私が、です。

自分の意志さえあれば、不可能なことはないと感じました。

7. あいむとの共通点

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△大学の友人と旅行先のLAベニスビーチで。

自身の経験を通して、他人の意見を受け入れつつも自分の揺るぎない軸を持つことで、自分らしく幸せな人生を送ることが出来ると感じました。

そして、もし自分の様に悩んでいる子がいたら、自分が学生時代に一番かけてほしかった「貴方はそこにいるだけで素晴らしいし、ありのままの貴方を受け入れてくれる場所は沢山あるんだよ」という言葉を伝えたいと思いました。

そんな時、あいむに出会い「わたしらしさ」を大切にし、「わたしらしさ」が大切にされる社会というビジョンに強く共感し、一緒に活動したい!と思ったのです。

私はあいむはアメリカの大学と共通点があると個人的に感じています。
それは自主性を大切にし、個性を受け入れてくれる環境が整っている、という部分です。

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あいむのTwitterです!チューターと生徒さんのやり取りなどを投稿しています。

あいむのインターンでは誰かに何かを強いることをしません。
毎週のミーティングで、個々の意見を聞きスケジュールを組みます。
メンバーのやりたいことを重視し、自分の意見を伝えるのが苦手な子には「〇〇は何がしたい?」と聞き寄り添います。
それは生徒に対しても同じで、あいむでは大学進学や学校に戻ることを正解とせずに、その人に合った生き方を一緒に考えていきます
もしあいむ以外の選択肢がその人にとってベストだったら、私達はそれを全力でサポートします。

また、高校生から社会人まで様々なバックグラウンドを持つ方達がいて、一つの考えに偏ることなく毎回新しい視点を得ることができます。
あいむは生徒だけではなく、メンバーにとっても居場所になっている組織です。

あいむではインターンを採用する時、右脳と左脳のバランスが良い人を見ています。
右脳の感情的な部分がありながらも、左脳で論理的に考えられる人。
話し方が柔らかい人。
あいむはそんな人達と一緒に作っていきたいです!

8. これまでとこれからのあいむ

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△1周年イベント、あいむデイでの1枚

"まずは一人雇用する事を目指し、将来的には教室を持ちたい。"

これが現時点でのあいむの目標で、そのためには毎月200万円程の売り上げが必要になります。

発足から1年が経ち生徒数は0→15、インターンは0→27と着実に増えてきました。
発足後はインターン制度が出来リモートでもチームで動いている感じがあります。
あいむでは生徒だけでなくメンバーの満足度も大事で、子供たちの成長に役立っていると感じてほしい。
なので考え方を共有しながら共に成長していく感じを意識しています。

イベントなどを通して「社会の価値観に引っ張られず、自分の価値観に沿って生きていくことが大事」だと伝え、それぞれの価値観の形成を今後も出来たら良いなと思っています。

現在、あいむではインターン生を募集しています!
・マーケティング | SNS(note・Twitter・Facebook・hp)の運用
・チューター | 児童養護施設・不登校・発達障害などの生徒への家庭教師
・団体運営メンバー | 組織運営、助成金申請、事業作りに関わる活動
の3ポジションを募集中、現在はリモートで活動を行っています。

興味のある方はこちらのお問合わせフォームまで!ご応募お待ちしています!

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