見出し画像

なぞなぞのすきな女の子(小学1年生男児に読み聞かせた絵本を紹介)No.47

なぞなぞのすきな女の子

松岡享子(著) 学研マーケティング

なぞなぞ好きな女の子と、オオカミとのやりとりが素晴らしい一冊。

女の子はなぞなぞ遊びが出来る子を探しに森に出かけ、出会ったのは腹が減ったオオカミ。オオカミはもちろん女の子を食べようとしますが、女の子はなぞなぞでその場をうまくくぐり抜けますが、さてどうなるのでしょう、というストーリーになっています。

なぞなぞばかりが出てくる本と違い、頓智を利かせてうまく立ち回る内容になっているため、なぞなぞをひたすらやりたい子供にはちょっと物足りないかもしれませんが、なぞなぞに興味を持ち始めたくらいの子供には、なぞなぞで身の危険すら回避できるんだという学びを得られる内容になっています。そんな状況(オオカミをなぞなぞで煙に巻くような)に出会う事は現実世界にはありませんけどね(笑)。

言葉の面白さを感じ始めるのが、5~6歳頃だなと自分の子供を見ていて思ったので、年長さん~小学校低学年くらいの間に、なぞなぞを始めとした様々な言葉遊びに触れさせてあげたいなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?