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わらしべちょうじゃ(小学校低学年男子に読み聞かせた本を紹介)No.219

わらしべちょうじゃ
西郷竹彦(著) ポプラ社

転んだ時に掴んだわらしべ(藁の束)が
ミカンになり
反物になり
馬になり
最後は家屋敷にまでなって長者になった、というお話。

「今昔物語集」等に載っている昔話です。

わらしべ長者のような、最終的に裕福になるお話のことを
「致富譚(ちふたん)」というのだそうです。
したきり雀や竹取物語も入るのでしょうか、主人公が最終的に裕福になっていますよね(竹取物語は最後は悲しいですけど)。

わらしべ長者も、前回のぶんぶくちゃがまと同様、お話が本によって少し差があります。結婚する所まで書かれたものがあったり、ストーリーが少し違ったり。

子供には、このお話、どんな風に響くのでしょうね。
持ってる物を上手く使え、なのか
チャンスは逃がすな、なのか
金持ちは良いぞ、なのか…

今度聞いてみようと思います。

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