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ぼくはめいたんてい なぞのかみきれをおえ!(小学校低学年男児に読み聞かせた絵本を紹介)No.168

ぼくはめいたんてい なぞのかみきれをおえ!

マージョリー・ワインマン・シャーマット(著) 大日本図書

ぼくはめいたんてい

ぼくはめいたんていシリーズの1冊。

ある日、ネートの家の玄関に紙切れが落ちていた。そこには「うたい」と書かれた紙きれ、何かのメッセージの様。一体これは何を伝えたかったのか?

という所から物語が始まります。ロザモンドに会い、ロザモンドのネコ達が紙を引き裂いたりするのか?と聞いてみたり、フィンリーとピップと会ったり。勿論、アニーと犬のファングにも。

「うたい」と書かれた紙以外の紙切れも見つかります。その紙に書かれていた内容を見て更に推理を深めますが…

今回の内容は、いつもの推理だけではありません。意外ですがネートを

「騙す」

という目的も入っています。小学校低学年向けのシリーズですが、人を騙す事も本の中に入って来るんだなという感想も持ちました。世の中、正直な事ばかりではない、という事をそろそろ子供にも教えなければならないのかな?。


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