森おばけ(小学校低学年男子に読み聞かせた本を紹介)No.198
中川李枝子(著) 福音館書店
森に住むおばけ、ふらりさん、すらりおくさん、ゆらりおばあさん、ひらりぼうやの一家4人は
ゆらりおばあさんの体調不良(住んでいる木が大きくなり過ぎてよく揺れるようになり、船酔いの様な状態が続いていた)をきっかけに
家を引っ越すことに。
ふらりさんが探した、家族が住みやすい場所は
山王小学校1年1組の教室。
おばけと小学校
おばけと学校の先生
おばけと子供たち
人間に気がつかれないように住んでいるけれど、
危うく見つかりそうになったり
人間もいつもとは違う事に気がつく人もいたり。
ちょっとハラハラしながらお話は続きます。
さて、山王小学校に引っ越して来たおばけたち、どうやって過ごしていくのか…というお話です。
小学校から必ず読むように、という課題図書に
挙がっていたため読みましたが、
文字ばかり&180ページ近くの長いお話で
実は1週間以上かかりました。
挿絵も少ないです。絵本というより、本です。
でも、絵がない分創造力が働きます。
星が付いたマント、匂いだけの食事、おばけがフワフワ飛ぶ様子。
読んでいて気がつくと世界観に没頭してしまいます。
2年生の課題図書ですが、一人で読むには分量も多く字も小さいので、
子供だけだとすぐに飽きてしまいそうです。
数日に分けて読む方が良さそう。
毎日少しづつ、森おばけの世界を子供と一緒に楽しんでください。
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