ドングリとリス(小学校低学年男児に読み聞かせた絵本を紹介)No.89
ネイチャー・プロ編集室(著) 偕成社
No.84で紹介した「オナモミのとげ」と同じシリーズの一冊。ドングリの生態を描いた写真絵本です。
ドングリはリスが冬の為に溜め込む食糧の一つとして活用しており、冬場に食べられるようリスはドングリを埋めておくが、埋めたことをすっかり忘れてドングリは生存していくのだよ、というストーリーです。
No.86で紹介した「ドングリかいぎ」では、忘れられることなく全て食べつくされたので、子孫を残す事が出来ないと嘆くドングリの木が出てきますよね。自然の食物連鎖がどうつながっているか、垣間見る事が出来ます。
子供が通う小学校の裏山には、ドングリがなる木が沢山生えています。そのため、紹介された様々なドングリを見ながら、知ってるドングリとそうでないドングリを話してみたり、ドングリの中にいる虫の話題が出たりと、反応を楽しみながら読み聞かせ出来ました。
虫好き・ドングリ好きなお子さんなら話が止まらなくなるかもしれない、と思うほどわかりやすく書かれています。
我が子はドングリ大好きで、洋服のポケットに入ったまま洗濯機にかけてしまったりする事が多いです。しかし、ポケットのドングリは洗濯機を壊す恐れもあるので、注意しておかなければなと考えています。またドングリにいる虫の対策の為、持って帰ってきたドングリは全て茹でています…食べる訳でもないのに(苦笑)。ドングリから興味が移るのは一体いつ頃なのかなと楽しみにしています。
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