比江島、優勝おめでとう!(その3)【#Bリーグ】【2022年CS決勝】
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まず、前回の記事、(その2)をリンク添付させて頂きます。
では、執筆を進めます。
CS決勝、宇都宮を優勝に導いた「比江島ステップ」及び「スティール」
【比江島慎(宇都宮)、2022年CS決勝、主要スタッツ。】
5.28(決勝第1戦、琉球)(80-61、26:22、EFF25)
(17得点[FG5/10、3P0/2、FT7/7]、4A、2R、3ST)
(4Qだけで「11得点」。圧巻の「比江島ステップ4連発」!)
5.29(決勝第2戦、琉球)(82-75、31:52、EFF23)
(24得点[FG8/14、3P1/3、FT7/11]、2A、4R、2ST)
(4Qだけで「14得点」。特に「0:46」のバスカンで勝負を決めた!)
今回の「CS決勝」の記事。「比江島」を最大の論点として執筆したい。
(その1)ではそうでしたけど、それ以外のことに光を当てた(その2)が、イメージ以上の文章量になって、まるまる1つ分になりました。
(その3)では、改めて「比江島」に論点を絞って綴らせて頂きます。
後で改めて言及させて頂きますけど、このCS、とりわけ決勝での比江島は、「伝説的なパフォーマンス」として後世に語り継がれて欲しい、これは自分が比江島が「最推し選手」だからということを抜きにして、純粋に「一人のバスケファンとして」、そう強く感じます。
(中略)
よくも悪くも、宇都宮は勝負どころでは「戦術比江島」でいくだろう。
それこそ、かつてのロケッツの「ジェームズ・ハーデンの1on1頼り」、ニックスの「カーメロ・アンソニーの1on1頼り」のように。
というか今季は、安齋HCが「戦術比江島」を公言していた。
そう、琉球だって「わかっている」はずである。それに対して、どう対応するのか。
「やってくるんだろう?やればいいじゃないか」と割り切るのか。
「やってくるんだろう?ならば絶対に封じてやる」と真っ向勝負か。
CS準決勝で琉球は、「vsビュフォード」という意味で、前者の戦術を選択していました。ですので、「vs比江島」という意味で、どちらの戦術を取るのかは、とても興味深い感じでした。
で、結論を述べると、琉球の戦術は「真っ向勝負」(つまり後者)を選んだ。しかし、
「わかっていたのに止められなかった、より正確には『止めさせなかった』」
そう、「比江島ステップ」は「究極の領域」に到達した。だから、「優勝」「ファイナルMVP」を叶えた。自分は、そう解釈しています。
(「比江島、優勝おめでとう!(その1)」より抜粋。)
いま、改めて、(その1)での序論的な部分を、抜粋させて頂きました。
そう、「CS決勝」の2試合での比江島は、「圧倒的なパフォーマンス」であった。
(「第2戦」では、FTが「7/11」で、ここで決めて欲しいという場面で外すこともあったけど、それは「御愛嬌」としておきましょう。)
しかも特に、CS決勝第2戦の比江島は「宇都宮入団後に絞れば『キャリアハイ』の試合」になりました。
優勝を決める大一番が「キャリアハイ」、これ自体が「異次元」です。
この「CS決勝」での比江島のすごさを、「2つのステップ」「1つのスティール」を中心に綴らせて頂きます。
で、確かに、比江島って「比江島ステップ」が代名詞ではあるのですけど、今季の比江島は、「ステップ」(ドライブ、ペネトレイト、リングアタックという表現もできるけど)のみならず、あらゆる面で成長を遂げて、これが「キャリアハイ」になっています。
【今季(2021-2022)、比江島のドライブ面以外での成長。】
(1)「『FG試投数』に対しての『3P試投数』の上昇傾向。加えて、3P成功率も高いこと。」
2018-2019(試投[3P/FG][70/223、31.4%](3P成功率[42.9%])(eFG%[57.0%])
2019-2020(試投[3P/FG][122/339、36.0%](3P成功率[35.2%])(eFG%[52.1%])
2020-2021(試投[3P/FG][114/292、39.0%](3P成功率[34.2%])(eFG%[54.6%])
今季 (試投[3P/FG][193/421、45.8%](3P成功率[42.0%])(eFG%[59.0%])
(「3Pの試投数、成功率の上昇傾向に加えて、「eFG%」も上昇傾向であること。今季のeFG%「59.0%」は、PG/SG/SFの選手では「かなりの高数値」といえる。)
(2)(元来からアシスト数は高かったが)「『周りを使えるアシスト』が目に見えて上昇傾向なこと。」
(30分換算での「APG」)
2018-2019(4.48)→2019-2020(4.25)→2020-2021(3.68)→今季(5.08)
(三河時代は「PG兼務」であったし[主に柏木が不在時]、宇都宮入団後もハンドラーでのプレーはあった。しかし今季は三河時代を彷彿の「PG的なプレー」が目に見えて増えており、これがアシスト数に現れている。
FG試投数の多さもあって、一見「俺様プレー」に見られがちだけど、「球離れのよさ」の観点でも明らかに向上傾向が伺える。正PGである鵤が、「守備型PG」という独特のスタイルなこともあるけど。)
(3)「守備意識の向上。特に顕著なのがスティールで、数値以上に効果的なスティールが今季は特に多くあった。」
(30分換算での「SPG」)(「SPG」とは「スティール」のこと)
2018-2019(1.42)→2019-2020(1.17)→2020-2021(1.18)→今季(1.5)
(「リバウンドへの意識」もだし、今季は10月17日の茨城戦など、数は少ないけど「印象的なブロック」もあり、いまや「DF型」としても日本人選手のトップレベルといってよいかと。尤も「エースキラー」としての起用はさすがに非現実的だけど。)
一昨季及び昨季の比江島は、「ハーフコート重視のスタイルに合っていないのでは」という疑念の声に裏付けされるように、数値を落としているのが伺えます。
ですけど、この「ハーフコート&超守備型」での経験は、今季(あるいは代表活動も含めて)に活きている、とはっきりといえます。
今季の比江島、というか今季の宇都宮は、「比江島を最大級に活かす」もあって、
「よりアップテンポな攻撃スタイルへ」
が伝わってきてました(まあ、「超守備型」にもむしろ拍車がかかった感じですけど)。
島根、秋田、SR渋谷のような「アップテンポ」とまではいかないけど、今季の宇都宮は確かに「ややアップテンポ」な感じではあったかなと。
自身が「no.1オプション」になったことを考慮しても、今季の比江島は
「よりアップテンポなスタイルでこそ、より輝ける」
ことを証明したシーズンであるといえます。
それととりわけ特筆は、「DF型としての成長」です。
三河時代の比江島は、よくも悪くも「オフェンスマシーン」といわれてました。視点を変えれば「スコアリング。以上」と。
だけど、いまの比江島は
「『フォアザチーム』があって、その上での『スコアリング』」
へと成長を遂げている。自分は、そう強く感じてます。そう、
「選手としての『幅を拡げて』、それでいて『スコアラー』としても日本人最高レベルを証明している」
と。実際、代名詞の「比江島ステップ」でも、今季は「シュートフェイク」のみならず「パスフェイク」を用いる場面があったと記憶しますから。
で、「第1戦」。
「4Q」で、「比江島ステップ」4連発が発動するのですけど、3Qまでは、宇都宮は「相手に的を絞らせない」感じに、自分は映ってました。流れの中でか、意識的になのかは、その両方?と自分は解釈してますけど。
というのも、琉球はCS準決勝で、島根に対して、あえて「ビュフォード個人軍」化に仕向ける守備戦術をとっていた。
必ずしも比江島に的を絞らせない攻撃方法を強調することで、琉球の守備戦術に混乱をもたらせようとしていたのでは?と。
そう、「比江島を止めるものならば止めてみろ」という伏線になっていたのかもと。
で、「4Q」。宇都宮の攻撃は、「比江島ありき」を強調してきました。
そう、なんと「比江島ステップ」4連発!
比江島ファンとしては、最高に嬉しい。でも正直、これほどに強調するとは、という驚きも少なからずありました。
【CS決勝第1戦、「比江島ステップ」4連発。】
1回目「9:04」[バスカン。1FTも成功]
2回目「7:30」[失敗も、2FT。いずれも成功]
3回目「6:19」[バスカン。1FTも成功](←「The Step ver1」)
4回目「5:40」[2Pを成功]
では、ここで取り上げるプレー(1)。
「第1戦、『4Q、6:19』」での「バスカン」(このプレー開始前の時点では「58-62」、宇都宮が4点差でリード)。ここでは「The Step ver1」と表現します。
(「ver1」としているのは、第2戦で「ver2」があるからです。)
(動画1)[Bリーグ公式ver](「1:29~1:58」が該当)
(動画2)[バスケットLIVEver](「1:09~1:42」が該当)
この「The Step ver1」。
一瞬の動き出しから、フリッピンとクーリーの2人を抜いて(置き去りにして)、微妙に緩急をつけながらリングへと突進して、最後は右手のワンハンドで「バスケットカウント」獲得(その後の1FTも成功)。
しかも、左右に細かいステップを踏むという感じで、いわば「ファウルをもらうプレー」をしているんですよね。それがうまくいって、「バスケットカウント」と(判定は「フリッピンのファウル」)。
右手で、いわば真上に投げるようなシュートになり、リング上で2回ほど弾みながら回って入った。
「絵になる一場面」なんですよね。「なんだこれ、すごーい!」と。
この「The Step ver1」で、「58-65」に。
流れを宇都宮ペースにすることを決定付ける一場面になったことをも含めて、「後世に語り継がれるプレー(その1)」です。
ここで取り上げるプレー(2)。
「第2戦、『4Q、残り46.5秒』」での「バスカン」(このプレー開始前の時点では「72-74」、宇都宮が2点差でリード)。ここでは「The Step ver2」と表現します。
(動画1)[Bリーグ公式ver](「1:59~2:22」が該当)
(動画2)[バスケットLIVEver](「7:48~8:31」が該当)
(この場合、「バスケットLIVEver」の方がより伝わりやすいかなと。会場の宇都宮ブースターの大歓声と、クーリーの涙目の表情のコントラストがはっきりと描かれてますので。)
この「The Step ver2」。
右ウィングの位置から、一瞬のアジリティーでステップを開始。で、フリッピンを抜いて、クーリーの下をかいくぐるようにリングへ。で、シュートのタイミングをほんの少しずらして、程なくしてシュートで成功(その後の1FTも成功)。
判定は「クーリーのファウルで、バスケットカウント」。クーリーはこれにより「5ファウル」になり「退場」。
で、比江島は「The Step ver2」を成功させて、宇都宮ブースターに向かって「雄叫びを上げる」。そう、「どうだ!」という感じで。
比江島、プレーでは「俺様」って感じですけど、実は「感情を爆発させる」ことはほとんどないのです。
で、「バスケットLIVE」の実況。
「比江島が、ここまで感情を出して、ファンに自分をアピールするのも、なかなかないですねえ。」
うん、そうですよね、と。まさしく「名言」です。
この「The Step ver2」で、「72-77」に。
宇都宮の優勝をほぼ決定的にする一場面になったことをも含めて、「後世に語り継がれるプレー(その2)」です。
ここで取り上げるプレー(3)。
「第2戦、『4Q、残り5.6秒~2.5秒』」での「スティール」(このプレー開始前の時点では「75-80」、宇都宮が5点差でリード)。ここでは「The Steal」と表現します。
(動画1)[Bリーグ公式ver](「2:22~2:36」が該当)
(動画2)[バスケットLIVEver](「8:53~9:14」が該当)
この「The Steal」。
この場面に突入の時点で、実は勝負自体は既に決まっていました。
ですけど、この何がすごいって、比江島の「まだ試合は終わってないぞ!」という「気持ちを前面に出すプレー」!
フリッピンの「一瞬の隙」(それこそ「コンマ0.数秒」レベルでの)を見逃さないことをも含めて、すごいなあと感じます。
この「The Steal」で、「75-82」に。そのまま、試合終了。
「比江島が『日本のエース』たる『スペシャルな存在』を証明した一場面」ということを含めて、「後世に語り継がれるプレー(その3)」です。
なんというか、いま取り上げた、2つの「The Step」を含めた、いくつものステップ(1on1)。
比江島側の視点でならば「俺を止められるならば止めてみろ!」という強い気持ち。
琉球側の視点でならば「比江島の『1on1』(アイソレーション)でくる」とわかっているのに「対応策を見出せなかった」。
いや、比江島が「琉球の守備戦術」に「対応させなかった」がより適切といえる。比江島が想像以上に「違い」を生み出していたのだと。
比江島が宇都宮に入団して、およそ3年半です。
「スタイルに合わない」「移籍した方がよい」。
特に昨季の後半は、比江島にとっては「かつてない大逆風」の状況でした。
実際、昨季は「キャリアワースト」といわざるを得なかった。移籍の噂も、「復活のために環境を変えた方がよい」という、いわばネガティブな感じが根っこにあったといえます。
だけど、「優勝の最大の原動力になった」いまならば、はっきりといえる。
「比江島は、宇都宮に入団したからこそ、1人の選手としても、1人の人間としても、大きな成長を遂げたのだ」と。
それは、「フォアザチームの精神」「守備意識の向上」、勿論それも含んでいる。でも、それだけではない。
そう、「回り道」をしたこと、特に昨季の悔しさ。
「6thマン」起用は、屈辱であったかもしれない。
「ハーフコートで超守備型なスタイル」は、戸惑いがあったかも。
でもこの「回り道」は、「意味はあった」。
安齋HCと、あの昨季の後半、どのような感じであったのか。
はっきりとはわからない、ある程度以上は想像の域を出ません。
ですけど、いわれていた「わだかまり」は、なかったかもしれない。
少なくとも、「比江島を大成させよう」と誰よりも思っていたのは、安齋HCであったのではと。それが今季、答えとなって出た。
そう、宇都宮での3年半での「さまざまな経験、挫折」は、「選手としての引き出し」を増やすことになり、そしてそれが「スコアラーとしての大成」として結実したのだと。
いま、NBAで、スター選手の「政権交代」が始まっているといわれていますし、昨季の「キャリアワースト」のパフォーマンスは、比江島は「日本のエース」「Bリーグの顔」の座を更新に明け渡すのかといわれてましたけど、
「『日本のエース』『Bリーグの顔』は、自分だ!」
今季、比江島はこれを存分に証明した。
RSでもCSでも。そして特に、このCS決勝の2試合を通して。
「『観たい景色』だった『比江島慎』になった!」
一人のバスケファン、一人の比江島ファンとして、そう強く伝えたいです。そして、こう伝えたい。
「おめでとう、ありがとう、比江島慎!」
あの感動の号泣が、5月29日日曜日です。
いま、あの号泣から、5日が経ちました。
今オフの移籍市場は、既に始まっています。
CS決勝の開幕前。自分は、比江島の動向を、下記のように読んでいました。
「残留か移籍かは、ボールは比江島にある。いえることは、宇都宮は比江島に『長期大型契約』を提示できる体力はもうないのでは?と。
『お金じゃない、ただ優勝したいんだ』、比江島の行動原理は恐らくこれだろう。だけどそれでも、宇都宮は『年齢構成の高齢化』『総年俸の見直し』がもはや急務にある。
ましてや、比江島は『現役の最後は、地元(福岡)に近い西日本の球団で』という思いがあるのでは?とずっと燻り続けてる。
そう考えれば、『残留』10%、『島根に移籍』90%が自分の読み。」
しかし、このCSで、宇都宮は「優勝を叶えた」。
しかも、「CS6戦全勝」という完全優勝。
その上、「比江島は優勝の最大の原動力」になった。
そして特に、「宇都宮は優勝賞金を得た」。
これにより、「契約延長のための資金を得た」。
「『資金力』『立地』『志向するバスケスタイル』。
この3つに照らせば、『比江島の今オフのポールポジションは、依然として【島根】である』が自分の読み。
しかし、安齋HCは、誰よりも『比江島を信じ続けた』。
今季の宇都宮は『比江島を中心にチームが同じ方向を向いていた』。
最大のネックであった『資金面』は、『優勝賞金でほぼクリアになった』。そう考えると、『残留の可能性は大きく上がっているのでは?』。
手元にある選択肢は『残留』『島根に移籍』の2択でほぼ濃厚だろう。
とはいえ、島根は『志向するバスケスタイル』(「アップテンポ」で「1on1を積極的に活用」)的にドンピシャだし、島根は『正SGは最大の補強ポイント』である(理想は比江島の補強で、白濱を控えに回すこと?)。
金丸の契約解除で、島根はむしろ比江島に『長期大型契約の提示』がよりしやすくなった。ネックは安藤誓とのボールシェアだけど、これは恐らく問題ないだろう、と読む。
そう考えれば、『残留』30~50%、『島根に移籍』50~70%が自分の読みです。」
「残留」か「島根に移籍」か。
いまいえることは、3つです。
第1に、「決断のボールは比江島にある」こと。
第2に、「今回の契約が、『長期大型契約』の最大かつ最後の機会である」こと。
第3に、「優勝(及びその内容)により、宇都宮に残留の可能性は一気に高くなっている」こと。
そう、「完全優勝の最大の原動力」になったことで、「残留」という結論になっても、全く驚かないというか、むしろそれにより説得力があること。
「名誉生え抜き」としての「永久欠番」の可能性が出てきた。今回のCSでの「圧倒的なパフォーマンス」は、「永久欠番」に値すると自分は思ってます。少なくとも、自分が宇都宮のGMならば、比江島に「将来的な『永久欠番』の提示」をするでしょう。
あとは比江島が、何を「最大の価値基準」に置くのか。
だけど少なくとも、「SG/SFとしての日本人no.1選手」は、依然として比江島である(少なくとも、向こう2年くらいは)、今季のCSでの活躍はこのことを印象付けたと映ります(この座を狙えるとすれば岡田[信州]だろうけど、「チームを勝たせる」をも含めると、なおさら比江島が政権を死守できるだろうと映ってます)。
とはいえ、「島根に移籍」という結論でも、
「『ありがとう』と温かく送り出す感じであって欲しい。」
これが、一人のバスケファンとしての想いです。
(仮に移籍という結論だとした場合、島根ほどドンピシャな球団はないだろう、とも強く思いますし。)
比江島自身は恐らく、RS最終戦を終えた瞬間から、移籍市場のことは一切考えてないのではと想像してます。
より厳密に述べれば、
「『優勝を絶対に叶えるんだ』ということの一点のみに全集中。今後の進路については、CS決勝が終わってからそのときにじっくり考える。」
これが、比江島のいまの素直な気持ちでは?と想像してます。
(2022年5月27日、「【Bリーグ】CS決勝(琉球vs宇都宮。2022年)、自分なりの展望(その2)」より抜粋。)
そう、比江島にとっては、
「これからどうしようか」
をじっくりと考える時間を、やっと持てたのではと。
バスケ人生で恐らく、「豪州NBL挑戦」(2018年夏)と同等以上の「決断のオフ」である今オフになること。
たとえどのような結論になろうとも、一人のバスケファン、比江島ファンとして、その結論を温かく尊重したい。「これからも宇都宮で」の結論でも、「新しい挑戦がしたい」の結論でも。
「バズソーに挑戦したい」、これ自体が説得力あると映りますし、「『志向するバスケスタイル』のことならば、移籍という結論でも尊重されて然るべきかな」となると映りますし。
結局は「どうなるか、見てみよう」。これに尽きると正直感じてます。
「ありがとう、おめでとう、比江島慎!」
「これからもずっと、比江島慎のファンです!」
これが、最も伝えたいことです。
【バスケットボール#12C】
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