見出し画像

ありがちな社会人のやり取り

パターンその1
上司「この仕事は楽しい?」
自分「(多少の葛藤)好きです!」
上司「そうなんだ~、俺は嫌いだけど」
自分「…ハハハ」

パターンその2
上司「この作業は明日中に出来る?」
自分「いや~、2日間ほどいただきt」
上司「もう新人じゃないから出来るよね!」
自分「…ハハハ」

 上記のやり取りはよくありがちな、上司から部下へ向けられる意地悪な質問です。このようなやり取りをされた方もいるのではないでしょうか。今回はこの2つの質問について簡単にお話させていただきます。

 まず1つ目、「仕事が楽しいか?」という問いに対して、本心から「Yes」と回答する人は一握りだと思っています。しかし、部下の立場からすると「No」とは答えずらい。今後の関係性や自分への印象を考えてしまうと「Yes」と言わざるを得ない状況です。反対に、上司の立場から考えた場合、純粋にこの質問をしたい場合はせめて「私はこの仕事がすべてだとは思っていないけど」「私はつまらないと感じることもあるけど」といった一言を添えてほしいですね。部下の立場からすると、突然やってくるこの質問は地獄でしかないです。。

 次に2つ目、純粋に作業時間を聞いてくるだけであれば何の問題もありません。しかし、上司側の都合でなるべく早く作業成果物が欲しいからと言って「もう経験積んでいるからいけるよね?」というように、ほぼ強制的に「Yes」と答えざるを得ない状況に追い込むことは止めて欲しいです。
もし作業時間を縮めるのであれば、上司の方から「~という方法があるからそこまでの時間はいらないよ」「2日かかるとしたら、作業のスケジュール感を簡単に教えて欲しい」といったアクションがあって然るべきです。このようなアクションがない場合は悪質だと思います。

 このように、質問者からしたら悪意がなかったとしても、言葉足らずだと回答者に悪い印象を与えてしまうこともあります。私も後輩に何かを聞く際は、無意識に相手が困る質問をしないように気を付けたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?