ロストジャッジメント

通称
キムタクが如く2
龍が如くシリーズのキムタクバージョンだ
龍が如くは極道が題材だが、
このキムタクは元弁護士の探偵
舞台はシリーズお馴染みの場所となっている

前作では医療ミスの隠蔽を暴くシナリオだったが
今回はいじめ問題を取り扱っている
そのため高校が舞台として追加され
外部顧問として様々な部活に潜入する
ミステリー研究部
ダンス部
eスポーツ部
ロボ部
ボクシング部
など、潜入場所によってそれぞれミニゲームが用意されている
もちろんミニゲーム、というレベルではない
1つのアプリゲームとして発売してもおかしくないような出来である

キムタクのダンスを見ながら、音ゲーが出来るのは、この作品しかないだろう
とても贅沢なミニゲームである

ボクシング部なんか、最近のドラマで未来への10カウントでキムタクのボクシングを見ているので、一瞬どっちが先だっけ?
と調べてしまった
ゲームが先だった。つまりもしかして、このゲームをプレイした脚本家がキムタクのボクシングドラマを思いついたのかもしれないし、そんなわけないかもしれないのだ

個人的にはロボ部の陣取りゲームが好きだった
機動力特化で駆け巡ってやった

正直今回のストーリー的な面に関しては賛否あるというか、考えさせられる内容だった。
いじめ自殺した子供の遺族は、イジメをしたやつに復讐しても許されるかどうかという話だった

そして僕は遺族はいじめたヤツに仕返ししても良い派だった。

だが主人公であるキムタクが、殺人を推奨するわけもなく、それは間違っている、と言うので
プレイヤーの僕と対立関係になった。

僕が頑張ってプレイして敵を倒すと、復讐を阻止する流れになってしまうので、なんだか敵を倒したくなくなるわけだ

それぞれの正義があり、それぞれのキャラがブレない。そして主人公と違う考えを否定するわけでわなく、気持ちはわかる、だけどダメなもんはダメだ。これはこれからも考えなきゃいけないし、変わっていかなきゃいけない

そもそも、イジメがなければ全てが解決する話なのだ

イジメはなくならないっていうけど
イジメをなくそうとすることはやめてはいけないと思う

そして、最後のエンディングのあと
台詞のないスタッフクレジットのなか
映像だけで、なにが起こっていて、何を言っているのか想像できる寸劇
本当に素晴らしかった

9月頭にプレイを開始して2週間くらいか、ほぼ毎日プレイして60時間くらい遊んでクリアした

次は龍が如く7外伝が発売される
ボリュームは半分程度とのこと
龍が如く8まで待ちきれないぜ

#心に残ったゲーム

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