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歯の力のコントロール

9月は日本臨床歯周病学会のWebセミナーでした😉

内容は👨‍💼歯科医師向けが、
大人のかたの「歯列矯正」です。
🦷噛み合せや、歯並びが悪いと😥💦
歯ブラシがしにくかったり、自浄作用が悪くなったり汚れが溜まりやすく炎症の原因になります😵

噛み合せた時の力のバランスも、歯と歯の接触の仕方が悪いので力が過剰にかかると
”炎症+過剰な力”が引き起こす歯周病の悪化問題などのお話。(データ検証など)


また逆に歯列矯正で起きた「歯肉退縮」、「歯根吸収」
・下の前歯が矯正したことで、唇側の歯肉が下がったりする原因は何か🤔?
・歯周病がコントロールされてない口腔内に矯正力がかかるとどうなってしまうか?🤔などなど

抜歯をしない矯正で、下の前歯が前方に矯正で動いたことで
歯が植わってる骨や歯肉が無いところまで歯が出てしまうと歯の根が見えてしまうのですが
骨や粘膜を再生する治療をし回復したケースを実際の症例が多数で非常にわかりやすかったです。

歯科医師が矯正関連で4つ?全体では6つくらい講演がありました。

👩‍🔬歯科衛生士向けの講演が3つ
中でも!

🦷メンテナンスでみる”歯の力のコントロール
🔸睡眠時の歯ぎしり(ブラキシズム)
🔹日中のブラキシズム
🔸咀嚼時、嚥下時の力
🔹舌や口腔筋の悪臭癖
🔸部分床義歯(入れ歯)の鉤歯

↑↑↑
これら
歯に無理な力がかかることで歯がもたない問題。

炎症のコントロールは歯科衛生士ですが
咬合のチェックも歯科衛生士ができると良くて、
歯科医師がメインテナンスで行うのが咬合調整とのこと。

最初に入れた状態から、歯は使っていくうちに噛み合わせが変化します。


力がかかる問題がある場合、治療した歯がもたなくなるので
咬合の微調整をしながら、噛み合せバランスを経過でみていくことが大切とのこと。
(詰め物、被せ物が取れてくる人も力の問題がある)
↑↑↑
どんな場面でとれたのかな?🤔
お食事中であれば、咀嚼時の過剰な力かもしれません。
日中の何もしてない時であれば、日中に歯の接触癖、ブラキシズム等などみる。

顎の位置関係のアングルⅡ級、Ⅲ級関係も奥歯を失う原因のひとつ。

他…「咬合支持歯」歯が何ヶ所で噛んでるか?をみる。
↓↓↓


宮地の咬合三角

・第1エリア 少数歯欠損で
咬合支持歯は10〜14歯
・第2エリアは多数歯欠損
咬合支持歯5〜9歯
・第3エリア多数歯欠損(上、下すれ違いに残ってる)
咬合支持0〜4歯
・第4エリア少数歯残存(準安定郡)

噛みにくいのが残存歯はあるが、噛むポイントが少ない又は無い💦
第3エリアの人達です。

ということで、
開業医のスペシャリストの先生達中心の臨床歯周病学会。

明日の臨床に直結しますし、
治療した歯やインプラントを長く良い状態で保つことの難しさを学びました。

検診、メンテナンス大変😅💦

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