地域創生の仕事について語る

おはようございます!
今は絶賛福岡で仕事をしています。
私は家は東京で、住民票も東京なのですが、仕事のメインが「地域創生」なので、東京にいないことが多いです。
「地域創生」よく聞きますよね。

地域創生とは
都心部への過度な人口集中を食い止め、地方自治体と国・企業が一体となって地域経済を活性化しようとする取り組みを「地域創生」といいます。もともと地域創生という言葉はなく、2014年に打ち出された「地方創生」という政策の名前から生まれました。

https://www.n-culinary.ac.jp/contents/column/regional-revitalization/


最近は大学の学部でも、地域創生が学べるところが増えています。

簡単にいうと、その地域を活性化させよう!という取り組みです。
私の仕事は、色々な地域の自治体さんと、その地域を活性化させるために、SNSだったり、イベントだったり、色々なことを企画をして実行をします。
もちろん東京都内のお仕事もさせて頂いているので、全てが東京外ではないのですが、東京外のお仕事も多く、下手をしたら、私のいる部署のメンバーは会議をしたとき全員東京外…ということも多々あります。

今、特に地域の方が求めておるのが「移住促進」
最近本当に、この案件が多く、色々調べています。
色々な地域が移住者を増やすための取り組みをしています。
今までは、やはり東京や大阪などの大都市に色々なものが一極集中していましたが、コロナ禍により、リモート勤務が増えたことなどから、移住者は増えています。
また、移住に関しての取組みをしている行政は多く、そのための補助金などもありますね!
空き家問題も顕著なので、空き家を有効活用したプロジェクトなども多々あります。

ただ、移住先を決めるのって結構大変なので、色々な制度も整っています。
多いのが、「お試し移住」

お試し移住専用の住居を地域が用意していて、格安で宿泊をして、お試しで移住を体験することです。
移住は旅行と違うので、やはり1か月以上は住んでみたほうがいいのではないでしょうか?
お試し移住のツアーを用意している地域もあるし、中には1年滞在できる場所もあります。(お試しなのか?とは思いますが)
お仕事の斡旋などもしてくれるので、本当に嬉しいですよね。

また、最近は高知県で二段階移住(すてっぷ移住)なる取組みがされています。移住先を、二つのステップに分けることが特徴です。移住希望者は、高知市に滞在します。高知市を拠点に移住専門スタッフのサポートを受けながら、時間をかけて県内で移住先を探します。

また、移住にとどまらず、今は「ワーケーション」や「観光」のお仕事も増えてきたような気がします。インバウンド関係はまだもう少し復活に時間がかかりそうですが。

ワーケーションとは、簡単に言うと、非日常の土地(観光地が多い)でリモートワークをすること。
観光庁が推奨している働き方で、私も別府でワーケーションをしたことがあります。途中温泉に入ったり、おいしいものを食べながら地域を楽しめたり、とすごく充実していました。
個人でワーケーションをする場合もあれば、地域がプログラムを作っていて、ワークショップがあるなど、色々なパターンで楽しめますね。

また、観光に関してもコロナで停滞していたものが、少しずつ復活してきているように感じています。ただ、密を避けたいと言う方もいらっしゃるので、今こそ、観光地としてあまり注目を集めていなかった場所が、観光資源を発掘する時ではないでしょうか。
例えば、地元の方が食べている美味しい食べ物や、奇麗な景色など、そこでしか楽しめないものって外の人から見ると、それだけで観光地になるのです。

本当に、ここ数年で地域創生のお仕事ってすごい勢いで変わってきました。
私が旅行情報紙の編集者をしていた時、は観光にしか関わっていませんでしたが、それでも、移住促進はここまで広がってはいませんでしたし、ワーケーションも認知されていませんでした。

やはり、コロナが色々なターニングポイントになったんだとは思います。

これからは、地域創生も色々な動きがあると思うので、私も色々な事にチャレンジしていきたいです!

ちなみに、私は東京(自分の家)と福岡(実家)の二拠点生活中です。
福岡は知っている場所なので、何の不安もなく楽しく生活ができています。
放置している東京の家が若干心配なぐらいです。

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