【道場開き+第1回体験会】REPORT
(1)道場開き!
2022年11月11日11時、合気道至心会の「道場開き」+「体験会の初回」を無事に執り行いました。スタートが「1並び」なのは偶然です(笑)。合気道に興味を持ってくださったご夫妻が参加してくださいました。
場所は「岐阜市体育ルーム 柔道場」。岐阜駅直結の便利な場所ですが、2022年12月〜2023年3月末まで耐震改修で休館です・・・
(2)体験会の風景
① 呼吸法からスタート
まずは呼吸法から。
呼吸法における身心の感覚が、そのまま合気道の体術や、スポートや音楽といった技芸にもつながることを説明しながら、丁寧に行いました。
お二人ともヴァイオリンを嗜んでいるということで、身体の隅々まで意識する感覚が身についているようでした。何もお伝えせずとも、指先がしっかりと伸びて、意識が通っていました(驚き)。ただ、合気道の基本である「一重の半身」は、慣れないと難しいですね(写真:「呼吸法②」)。
② 準備体操
日常にも活かせるストレッチと、合気道ならではの準備体操(関節系)を混ぜながら、丁寧に行いました。
③ 受身
休憩をはさんで、少しだけ後ろ受身の練習です。これまでに受身でつまずく初心者を多く見てきたので、至心会では段階を踏んで、丁寧に受身を練習していく予定です。
④ 礼をして終わり
礼をして稽古は終了。
稽古後には、合気道に対する疑問などにお答えして解散しました。
(3)体験会は続きます(2023年3月まで)
「合気道至心会」では引き続き、体験会を行っていきます。見学だけでも大歓迎です。「合気道ってよくわからない」「ちょっと見てみたい」「子どもの習い事としてどうだろう」など、どんな理由でも構いません。まずはお気軽に、会場へお越しください。
※体験会については、「合気道至心会」のHPをご確認ください。
(4)「シニアクラス」を設けたい
本日の参加者はお二人とも70代で、合気道・武道は未経験でした。
道友を見渡すと、60代はもちろん、70代、80代でも元気に稽古をされている先輩が数多くいらっしゃいます。私の師匠である多田宏先生は12月に満93歳になられますが、今でも週3日以上、道場に出て指導をされています。
ですが、こうした諸先輩方のほとんどは、長きにわたる稽古の結果として、高齢になっても稽古ができているように思います。
一方、60歳を過ぎてから初心者として入門された方々の多くが、その熱意とは裏腹に、稽古についていけずに道場に来なくなる姿を、私は数多く見てきました。
「一般クラス(中学生以上)」「子どもクラス(小学生)」と併せて、「シニア世代などを対象としたクラス」も開きたいな、と思った道場開きでした。
参加者を見送り、一人稽古・掃除をして撤収。70畳の、広くてきれいな道場でした。
(本文終わり)
【合気道至心会のご案内】
岐阜市を中心に活動する、合気道の道場です。
◎詳細はこちらのHPをご覧ください。
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