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合気道とは青い鳥を見つける道

1.青い鳥は既にいる

青い鳥というのは、元々は童話から来ている話です。

童話の内容は、病気を治すために青い鳥を探す旅に行った主人公は、

旅では青い鳥を探せず、帰ってきた後に前から飼っていた鳥が青いことに気付くという話です。

これは既に自分自身には何かしらの才能があるということなんです。

それに気付かず、何を身に付ければいいんだ、何が足りないんだと欠乏感を感じて、

外に何かを求めても自分を苦しめるだけです。

なぜなら、冒頭の通り自分自身には何かしらの才能が既にあるからです。

その青い鳥を見つける手掛かりになるのが合気道です。

合気道の身体操作では体格・性別・身長に依存しない設計になっています。

ましてや、小柄な植芝翁先生が大きい相手を簡単に投げていたのですから、

むしろ小柄な人が有利になるよう設計されているのです。

合気道の魅力は自分自身の質量をフル活用できることです。

そもそも、人として生まれた以上、人体の構造は基本的に同じです。

同じ人間の身体を使って技を施すので、その観点では技の再現性は既に担保されています。

仮に技が上手くかからないとしたら、それは個人の身体の使い方に問題があるわけで、

その人の身体自身に何か問題があるわけではありません。

2.すでに既に自分は才能の塊

既に自分自身は才能の塊です。

そんなバカなと思うかもしれませんがそうなんです。

身体操作を通して元々、自分に備わっている凄さを再認識する必要があるんです。

元々、自分はこんなことが出来るのか!!という発見それこそが

あなたの自己評価を上げる手掛かりになります。

苦しい修行や筋トレ等をしなくても、既に自分は凄い能力を持ってるんだと

合気道を通じて実感することが出来るんです。

合気道、武道の本質は正にここにあると思っています。

趣味や趣向のレベルになると得意・不得意は人それぞれの世界です。

しかし、武道においては本来、そういったハードルは存在しないんです。

もちろん、人によって吸収のスピードは違います。

ただ、みんな出来るという点においては普遍的なんです。

3.自分の才能を伸ばす

自分の才能に気付くことが一丁目一番地です。

それは作るものではなく既にあるものなんです。

才能を見つけるために重要なことは自己評価を上げることであり、

その一助となるのが武道であり合気道なんです。

自己肯定感が世界的に見て低いと言われる日本では、

ぜひこの合気道を義務教育の一環として取り入れて欲しいと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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