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おじさんの読書の記録 2022年9月

WEBデザインスクールのトレーナーの仕事をしていると、おすすめの本をよく聞かれます。その度に思い出して答えているのですがタイトルをメモする方も大変だと思うし、私も思い出しながらになるので、さくっと紹介できるように読んだ本をデザイン目線で記録していきます。

9月に読んだ本


絵には何が描かれているのか ──絵本から学ぶイメージとデザインの基本原則

絵本作家の著者が最小限の色と形だけで表現した絵を具体的な言葉で解説されていくので、言語化の実例を観ることが出来るので言語化のイメージがつかない場合は良いお手本になるかと思います。デザイナーの言語化については今書いているのででき次第公開しようと思う。

畑村式「わかる」技術

すでにやっている事かもしれませんが、それを「わかる」スキルとして捉えると新しいことも怖くないし、好きとか嫌いとか関係なく「わかる」ことが出来そうだなと思える本です。

WEBデザインに関連知識は幅が広くそれぞれが絡み合っているので暗記だけでは意味の無いなと感じている場合は、この本を読んで思考を整理した上で勉強に取り組んでみてもよ良いかと思います。一方で、私は教えたり伝えたりする立場なので相手や第三者にわかってもらうためのスキルとしても応用して行きたいです。

センスは知識からはじまる

センスと聞くと「生まれ持った天賦の才」で手にはいらない、一部の人が天から与えられるギフトである、と考えてるひとは一度読んでみてください。

今でこそ「センスは知識と経験である」と20年以上の経験から実感していますが、最初の頃は不安しか有りませんでしたが、センスは努力次第で一人前のレベルまでは身につくと私は考えています。

具体と抽象

考えを言葉で伝えたり、話を聞いたりする上で大事な「抽象化」について書かれているのだけど、これは会話に限ったことじゃなくて、デザインも対象を抽象化してそれを具体化することでもあるので、具体と抽象、言葉の解像度を考えるキッカケがほしいと感じるひとは読むと面白いと感じるかも。

9月より前に読んだ本


ついでに書いていおきます。

「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ

WEBデザインはユーザーに適度なフィードバックを行い無理な学習コストをかけずに使って貰う必要があるのですごくゲームと近いと思ってます。この本はUXについてゲームを例に書かれているので、ゲームをやってことがある人は話がスムーズに入ってくる思います。UXはデザインをする上で必ず考えないといけないことなので、ツールの使い方に慣れてきたらUXとは何なのかを知るのにちょうど良いかと思います。

ここらで広告コピーの本当の話をします。

コピーがすぐに書けるようになるわけではないですが、広告に関連するコピーライティング、マーケティングなどの基礎的な概念、広告業界の歩き方が書かれているので、広告業界に関わる人は一回は読んでおくよ良いかと思います。

おまけ


アド・バード

すごく好きなSF小説で普通におもしろいので暇だったら読んでみると良いと思います。

それでは、また来月。

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