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差別を無くすには。~「ダメ!」って言い続けても一生無くならないから~ 効果的&画期的WS withアートの力


ダメだと皆分かっているのに、
「ダメ!」って言われまくってるのに、差別や偏見は起きてしまう。。。

その理由は、
①”知らないから”と、
② ”自分を優れていると思いたいという心理”から。

というお話が、前回でした。


なので本日は、「じゃあどうすれば良いの!?」についてです。

それは、理由①と②を解決すること!!

、、、って当たり前なのですが、それを効果的に解決する方法が今まであまりありませんでした。。。

なので、私が考える効果的で画期的な方法を見ていきたいと思います!


理由① ”知らないから” ⇨ まず興味を持ってもらう。そこから知ってもらって、日常の中で意識し続けてもらう。


第一に、そもそも興味がないと、知ろうともしません。

強制的に授業や講義を受けさせられたり知識を詰め込まれるのにも、「以前よりは知識が増えた」という意味で一定の効果はあるでしょうが、その内容がつまらなかったら、あまり身につきません。

皆さんも記憶にあるのではないでしょうか。子供時代、人権や道徳教育等で外部から講師が学校に来てくれて、全員で体育館などで聞くという授業。もちろんしっかりと聞いて学んでいる生徒もいますが、「ダッル~」「ねむいわ~」「何これつまんない。」という感じで、まともに聞いてなかった生徒もかなりいたのではないでしょうか?


また、差別や偏見による問題も状況がそれぞれなので、

「こういう時はこうしてもらったら全て大丈夫です!!」

みたいなパーフェクトアンサーはありません。
その都度、その時に最もベターな答えを多角的観点から考えだすしかないのです。

よって、得た知識を応用、発展していって頂かなければ、真に差別を無くすにはほぼ意味がないのです。

、、、って、
誰が興味のない事にそんなに労力かけんねん!
特に忙しい現代人が!!

かけないでしょう!

「ごめんやけど、忙しいねん、俺も俺で色々大変やねん。」
となるのが普通ではないでしょうか。

なので、何よりもまず興味を持ってもらう事が重要なのです。

その情報源の内容自体がおもしろかったり、身近な事かも!?あれ!?自分事かも!?と、興味を持ってもらえるようなものであれば、日常的に意識が自然と向きます。そして更に一歩先の、

「本当に自分には関係ないことなのかな!?」
「自分がもしかして加害者/被害者になってるかも!?」
「じゃあ自分には何が出来るのだろう?」
「ダイバーシティになってきた社会で、このままだったら客や社員が減っていくのみでは!?」

などと発展的に考えて、自分事として捉えて行動にも移すことが出来ます。

これが、差別を無くしていくのに最も重要な部分

自分と違う人がいたり、自分が理解出来ない人がいた時に、
「じゃあ自分はどういう風に動けば良いのか」を考える事。

であります。


そこで、
まずは興味を持ってもらえるような、
おもしろくてカジュアルな、
身近な問題、
もしかしたら隣に座ってる人や友達の事かもしれないんだよ、
という事を認識してもらえるような
まっっっっっったく堅っ苦しくない
でも全ての人権問題に通ずる
本質のみを追求した
でもやっぱりポジティブで明るい

そんな画期的な体験型ワークショップを、ビジネスパートナーの小川弦之介と考案致しました。

”生まれた時点で出オチ(男なのに女で生まれた)”と、”喋るタンパク質”をキャッチコピーに持つ俳優、小川弦之介君(LGBTQIA+のT)と
部落、ハーフコリアン、父元ヤクザ組長なマイノリティ中のマイノリティなNY在住ダンサー(LGBTQIA+のL)
によるワークショップなので、一般的なものとはまず空気感がまったく違います。

ポジティブです。私達がLGBTQIA+当事者なのでLGBTQIA+とうたってますが、私達も何かにおいては非当事者で、学んで理解してサポートしていく側という意識を常にもっています。ですのでLGBTQIA+のみに限った、被害者意識過剰な内容ではありません。

いっそのこと”LGBTQIA+”というワードを取っちゃおうかなと言う位、LGBTQIA+には触れていません笑

このワークショップでは、実際に差別してしまう人やされる側の心の動き、「じゃあどうしたら良いんだろう?」「何が原因だったんだろう?」「自分やってしまってたかも!!?」などを発見する事が出来ます。

よくある人権研修のような一方通行講義やQ&Aではなく、

実際にワークショップ後、あらゆる人権問題に対して無理なく意識を持ち続けていける内容となっております。

実際に先日開催致しました第一回体験型ワークショップでは、臨床心理士の権威、教育委員会、経営者の方々にもご参加して頂いたのですが、かなり良い反響を頂くことが出来ました。

私達が参加者の皆様に感じて頂きたかったこと、発見して持ち帰って頂きたかったこと、全てを実現する事が出来ました。また、私達が想定していたことよりももっと発展的な発見も生まれ、私達といたしましても非常に手ごたえを感じ、このワークショップは絶対差別を減らすが出来るであろう!と確信する事が出来ました。

ですので、
「まず興味を持ってもらう。そこから知ってもらって、日常の中で意識し続けてもらう。」
為に、今までにはなかった、私達のこの画期的な体験型ワークショップを今後学校や企業様にどんどん開催していきたく、着々と準備を進めております。

*現在(この文章を削除するまで)無料モニター様を募集中ですので、ご興味ございましたら是非ご連絡下さい。(こちらの記事のコメント欄でも、私のインスタグラムアカウントにメッセージでも、どちらからでも大丈夫です。)


理由② ”自分を優れていると思いたい” ⇨ 自己肯定感をあげてもらう。


そして、こちらについてはいつもnote記事内にてお話させて頂いていることなのですが、

アートには、自己肯定感をアップさせる力があります。

作品の数だけ作者の考えがあり、
全て個性があり、全て見た目も違うのがアート。
(全て同じ作品の美術館なんてありませんし、あったとしても行きたくないでしょう。笑)

よって、

「様々なアートに触れる事」=「様々な考えや個性や違いに触れる事」

であり、アートが身近になれば、そしてアートに触れれば触れる程、様々な考えや個性や違いがあることに慣れてきます。
つまり、多様性を受け入れる良い練習になるのです。

「自分が他人と違う事も、他人が自分と違う事も、
当たり前なんだな。」

「だから、それで良いんだな。」

「ってか、だから良いんだな。」

このようにアートは「異」を受け入れ、尊重する姿勢を教えてくれます。

自己だけでなく、他人への肯定感まであげてくれるのです。

ですので、自己(+他人)肯定感アップの為にも、引き続きアートを身近に感じていて頂ける記事を執筆していきたく思います☆

そして実は、先述の私達の体験型ワークショップでもアートを使用していますので、是非ご期待下さい☆

⇩は、映像作家のTERAMAKIさんが、上記の私の想い&アートの可能性を私のコロナ自粛中のダンスと共にご紹介して下さり、今年の岐阜アートフォーラムにて展示された映像作品です。是非ご覧ください☆



まとめ&おわりに


知らない人/モノを好きになることは出来ないし、人の心理も絡まっている事から、差別や偏見が生じてしまうのは仕方のないことなのです。
放っておいてたら一生そのまま。頑張っても、ゼロにはなりません。

しかし、より多くの人が様々な人権について興味をもって、普段から意識を持ち、自分と違う人がいたり、自分が理解出来ない人がいた時に、「じゃあ自分はどういう風に動けば良いのか」を自分で考えて行動していけば、差別を大いに減らすことが可能なんです。

その為には、まずは興味を持ってもらう事。

どこかの知らない人の話ではなく、自分の知り合い、家族の事かもしれないし、顧客、従業員の事かもしれないし、自分に関わる可能性が存分にある事だとすれば、自ずと興味(関心、問題意識など)がわいてきます。

その為に、

▼実際に差別する側、される側の心理を発見出来る
▼「自分事」として捉えられるので、日常の中で意識し続けることが出来る
▼LGBTQIA+に限らず、全ての人権問題に使える
▼自己&他人肯定感アップさせるアートを使用する
▼とにかくポジティブ、明るい、楽しい

そんな私達の体験型ワークショップが、差別を無くすために最も効果的な解決法だと考えております。

(だって、今までのように「ダメよ!」って言い続けたところで差別はなくならないですもの。例:米国内の黒人差別など。)

ですので、今後どんどんこの体験型ワークショップをご提供していき、共に考えていって頂ける人を一人でも二人でも、少しずつ増やしていきたいなと思います。(*無料モニター募集中。コメントかインスタにメッセ下さい。)

もちろん!!「異を」受け入れ尊重する、自分も他人をも認める姿勢を教えてくれる、「アートの力」を持って。


一人でも多くの人が生きやすくなる社会を目指して。

今後とも引き続き応援の程、よろしくお願いいたします。

本日はなんだか宣伝みたいになってしまいましたが、、(^^;)
最後までお読み頂きありがとうございました!!


Aika.

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