プロのキャリアコンサルタントを使ってみた

キャリアコンサルタント
という職業が国家資格になるほど、日本ではその地位を上げているようですが、実際私のような海外に住んでいて、40歳を過ぎている専業主婦にどんなアドバイスをしてくれるのだろうか?といつも疑問でこういうサービスを全く利用したことがありませんでした。

始めて、日本のキャリアコンサルタントと、オランダのコンサルタントを利用してみました。あくまで、私の個人的なたった一回の経験の感想なので、あまり参考にならないかもしれませんが、自分の記録の為に書いておきます。

日本のキャリアコンサルタントは、ただただ話を聞いてくれる感じでした。アドバイスというより、
「それいいんじゃない」
というような相槌でひたすら私の話を聞くという感じでした。色々悩んで話を聞いて欲しいだけという人にはいい気晴らしにはなるかもしれません。何かを得たとかと聞かれると、チャレンジしようという気持ちになれたことかなと思います。私の中では、次のキャリアについて結構答えが出てき始めていたので、そういう感じ方だったのかもしれません。

オランダのコンサルタントの方との話は、かなり面白かったです。
私の履歴書からは、私のような人物像が見えなかったと言われました。履歴書を見るだけでは、こなしていたタスクを履歴書に書き込んでいるだけで、本当はもっと他に隠しているスキルがあるのではないかと思っていたそうです。

私は特別なスキルがある人間ではないので、自分を売ることが本当に苦手です。ですが、これまでのパワハラ上司の元で行ってきた根回しとか本業務ではないけれど会社の経営に必要だからしなければならないことのエピソード話を世間話的に話すことで、
「そういう履歴書には見えないところをもっと書かないと、あなたのスキルが見えてこない」
と言われました。

確かに、なんだか私は仕事はできると言われるのですが、それをうまく次のステップアップにつなげる自分を売り込む能力がないのです。履歴書には、こなしていた業務ではなく、自分が積極的に始めたタスクなどを中心に書けばユニークネスが出るのですね。そういう発想はなかったので、コンサルタントの方の話を聞いてよかったなと思いました。

両国のコンサルタントを利用した結論としては、
①パワハラ、解雇の痛手は大きい為、もう少しゆっくり自分を休ませてあげる
②40歳を超えても新しいキャリアを目指して勉強することは可能
③自分のこれまでの業務内容に則った就活は辞める(Tasks ではなくAchievementsにフォーカスすること)
と、こんな感じになりました。

一番やってはいけないことは、パワハラ上司に操られて健康を害することですね。自分が好きな仕事内容だからと、我慢に我慢を重ね、頑張っていましたが、もう体が限界まで来ていたあの頃の私は、本当に視野が狭かったのだと思います。生きてるだけで丸儲けっていうサンマさんの名言を忘れずに、今日もキャリアについて考えていきたいと思います。



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