秋田犬の忠犬ハチ公は大館生まれ
aiile(エイル)の縫製工場は、
秋田県大館市(おおだてし)という県最北部にあります。今日は大館市について、秋田犬にスポットを当てて書いてみます。
忠犬ハチ公は大館生まれ
忠犬ハチ公と聞いて浮かぶのは渋谷駅の忠犬ハチ公像、ハチ公口という方が多いでしょうか?ハチが亡くなった飼い主の帰りを渋谷駅で待ち続けていた話は有名ですよね。
実はハチが生まれたのが秋田県大館市なのです。
ハチは大正12年に生まれて数ヶ月後、渋谷区に住む大学教授の元で飼われる為に、米俵に入れられて貨物車で20時間かけて大館から上野駅に移動したそうです。
その繋がりから、忠犬ハチ公像の前に長年置いてあった緑の電車『青ガエル』も2020年渋谷駅再開発に伴い、大館市に移設されました。
大館発祥の秋田犬(あきたいぬ)
そして、忠犬ハチ公の犬種、秋田犬が大館発祥と言われています。
元は『おおだていぬ』と呼ばれていたそうです。
秋田犬の祖先は『秋田マタギ犬』と呼ばれ昔から狩猟犬として人間と共に生きてきました。江戸時代には闘犬が盛んになり、体が大きく強い犬を望む人々の手によって交配が行われ、秋田犬の原種となったと言われています。
それから時代の流れで他の地方犬や大型の洋犬種との交配が盛んになり雑化が進みますが、
大正時代に入るころ、当時の大館町長を中心に、純粋な秋田犬を保存しようという運動が始まり、
昭和6年『秋田犬(あきたいぬ)』は生き物で初めて国の天然記念物として認定されます。
そんなことから大館には至る所に秋田犬にまつわるスポットがあります。
◾︎秋田犬の里
大館駅前にあります。青ガエルがいるのもこちら。2019年オープンでとても綺麗です。実際にもふもふの秋田犬と会えます。
誉ちゃんのいう子のInstagramもあります。
◾︎空港で秋田犬がお出迎え
大館能代空港では、毎月8がつく日に秋田犬がお出迎えしてくれます。
◾︎マンホールも秋田犬
◾︎市内循環バスはハチ公号
他にもフィギュアスケーターアリーナ・ザギトワ選手の飼い犬マサルのぬいぐるみが街のいろいろな場所で販売されています。よくマサルのぬいぐるみを車の前ウィンドウに乗せてる方を見かけます。かわいい。
また、散歩をしていると秋田犬を連れている方に本当に良く会います。中にはブリーダーさんでしょうか?お一人で3、4頭連れている方も見かけます。飼い主さんの横にピタッとついてお利口です。
aiileの縫製場のスタッフも可愛いメスの秋田犬を飼っています。
こんなに普段から秋田犬に会えるのはもしかしたら大館市だけかも?
ぜひ機会があったら、もふもふの秋田犬に会いに大館市に遊びに来てくださいね!
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