自分と繋がって悦び溢れる人生を生きるということ~誕生日プレゼント問題について、真剣に考えて感じてみて分かったこと~
心理カウンセラーの姫慈真あいです。
いつも私のブログをお読み頂きありがとうございます。
12月は私が誕生日と言うことがあり、夫が誕生日プレゼントを買うと言い出しました。
幼少期から鍵っ子で寂しかった私ですが、共働きで子供の数も多い(4人)親に金銭的な迷惑をかけまいと決めて生きて来た人間だったので、高校時代からバイトして自分のものは自分で稼ぐと言う考えを持っていました。
幼少期早くに自立した私は、人に頼るのが苦手。
プレゼントを夫に貰うのも未だに苦手ではあるものの、最近の私のテーマは『姫』だし、愛と悦び溢れる人生へシフトするだし、「欲しいものがない」「いらない」と言い続けるものの、一度私はこのプレゼント問題について真剣に考えてみました。
思考と感情と行動が一致しているのか、検証した結果
この誕生日プレゼント問題を考えるにあたって、私は自分の「思考」と「感情」と「行動」が一致しているのかをよーーく考えてみました。
人生を豊かに生きるには、自分との繋がりが大事。
これは心理学やカウンセリングを受けるなかで、私も何度も聞いて来た言葉です。
自分との繋がりって何やねん!!
っと、思う方も多いと思うのですが(私もそう思っていた)、少なくとも自分の感情を感じること、そして、何か決めることがあっても、自分の感情が分かった上で自分が悦ぶと言う選択を採るという事です。
この場合、
感情・感覚を感じること = 女性性
決めること、行動すること =男性性
自分と繋がった上で感情や感覚をもとに「自分の感情がわくわくする、喜ぶ」選択を採るのが女性性、それをもとに決めること、行動することが男性性なので、つまりは
自分が本当に喜ぶ誕生日プレゼントを選んで買う上でも、
女性性と男性性のバランスが大事
と言うことになります。
誕生日プレゼント一つにしても、
感情・感覚を感じること(買うと思うとわくわくする、嬉しいと感じる) = 女性性
決めること、行動すること(買うと決める、買いに行く、買う)
=男性性
この二つのバランスどちらも欠けていると、悦び溢れる誕生日プレゼントはゲット出来ないと言うことになります。
私のように過去家族が苦しんでいるのを目の当たりにして、「自分だけはしっかりしなくては」とバリキャリ街道を走って来た人間は自分の感情を後回しにしがちです(少なくとも私はそうだった)。
なので、私はこの誕生日プレゼント問題についても、自分の感情や感覚を味わって決めようと思い直したのです。
誕生日プレゼントはいらない
ブランド物は興味ない
物質的な豊かさに関心がない
そう、言い続けているのは「思考」で、私の価値観ではあるものの、私の感情はどこへ行った?っと、考えてみました。
感情を感じるために、検証しようと思ったのが私の「行動」です。
思い直してみたら、私は足が大き過ぎて日本の靴が入らない💦ので、基本的にヒールの靴はフェラガモを履いています。そうは言っても、アウトレットでリーズナブルに手に入れる方法を編み出していて、通常価格よりも手頃な価格でいつも手に入れているのですが、私はフェラガモの靴が大好き。
会社へ通っている時は虎ノ門ヒルズの隣のビルだったので、ワンピースにフェラガモの靴を履いて出勤するのが大好きだったし(ブランド物好きやん(笑))、自宅で過ごす時間が圧倒的に多い今も、出かける時はフェラガモを履くことが多い。
日本の靴だと全く入らない私は、フェラガモの靴の形が足に合っているからそれこそ履き心地含めて好きなんだよなぁ。と、思っている。
フェラガモの靴は直ぐにフェラガモだとも分かるので、この前、お会いした方に「私も同じもの持ってます」って会話が弾んだりして、まあ、それはそれは私のフェラガモ愛が溢れ出して来た訳です。
あれ、ブランド物好きじゃないと言ってたけど、好きやないかーーい(ツッコミ)!!!
と言う結果になり、自分の感情と思考と行動が一致していないことを改めて感じたのでした。
他にも、化粧品はシャネルの口紅と、チークだし、他にもバッグはGUCCIが多かったりするし、ブランド物が好きなのか好きじゃないのかとか関係なく、私が「欲しいものがない」と言うのは、ある意味「持っているから」と言うことに気付いた。
質素倹約が素晴らしいと言う価値観に気付いたものの、それは父から譲り受けたものだった
感情や感覚では、フェラガモ好きを語る自分なのに、どうも思考は「質素倹約」みたいな考えでなければならない。と考えていることに気付いた。
○○でなければならないと言うのが強過ぎて、自分の感情を後回しにしてしまうのは良くやってしまうこと。
40歳過ぎたら、ブランド物が好きなんて恥ずかしい。質素倹約が人間として求められるものだ。と言う考え方があることに気付いた。
ちなみに、質素倹約の考え方は、江戸時代に幕府が浪費を制限するために出した「質素倹約令」などもあるのですが、それは当時の武士に出したもので、なぜか私は武士を目指していることが分かった。
(幼少期早くに自立した武闘派女子が武士になるのはあるあるだけれども、ここまで武士だと怖い(笑))
とにかく、自分の思考が消費やブランド物を40歳過ぎてブランド物欲しいなんて恥ずかしいと禁止していることが分かったものの、自分がいつも自分の靴を見ては気分良くなっていることに気付いたので、実は大好きなフェラガモの靴の美しさには私の感覚である女性性は実はしっかり感じていたと言うことに気付いた。
親からもらった価値観は親にお返しする
ここで私は父からもらった価値観を父にお返しすることにした。
今まで私を守って来てくれたこの価値観。でも、私は夫からプレゼントを渡されることを拒否するのは、夫からの愛を受け取れないという事にも通じると感じるので、父の教えは父に返し、父から譲り受けた考え方を父にお返しをする。
お父さん、質素倹約の考え方で私達子供を育ててくれてありがとう。
私も無駄遣いはしないけれども、わくわくするものは夫からもらうことで私は私の人生の悦びを楽しみます。
と、言って父にありがとうと言ってその価値観をお返ししました。
ふと、思いついた私が欲しい誕生日プレゼント。それは1年前に「いらない」と言ったものだった
実はこの誕生日プレゼント要らない問題は、去年の私の誕生日にも浮上していて、その時結局私だけのプレゼントではなく、「家族旅行」にした私。
あの時、私一人で何かプレゼントをもらうことに罪悪感を感じ、武士としては皆を幸せにするお金の使い方を選んだ訳です。
でも、あれから1年経って、私は「我慢と犠牲と補償行為から、与えて燃え尽きるばかりの人生」から「受け取る人生」へシフトするをやって来ました。
だからこそ、今年は私だけの悦びを感じること、受け取ることにある意味、チャレンジしなければならない(ここでまた「しなければならない思考が出る」)と思い、チャレンジすることにしました。
そうして、あまり深く考えず、リラックスしていると去年夫と買い物に行った時に「あ、これ可愛いな」と思っていたGUCCIのスカーフを思い出しました。
とっても可愛い花柄が施してあるスカーフを「可愛いな」と思ったけれども、昨年も「いらない」と言ってしまった。
人間って凄いですよね。私のように「自分のものは自分で稼いで買う」と決めて、人に頼らないと決めて生きてきた自立の人間(質素倹約のうちの父もそう)は、「いらない」と言う思考が先に働くのですから。
私の感情は、「あの、花柄のスカーフ、今年は欲しいな(1年越しに自分の感情に素直になった)」でした。
私の中のもう一人の人に頼れない、自立の戦士の人格が、「花柄のスカ―フ?そんなの自分で買えや」と呟いて来る事は来るのですが、最近以前より出て来なくなった私の中の戦士の声はそこまで大きくならず。
私の中の「女性性の女神」が「いいじゃない。花柄のスカーフ。素敵ね!それを首に巻いたらどんなに気分が良い事でしょう」と、一緒にそのわくわくの悦びの感情を喜んでくれました。
思考は時に嘘をつく。感情を感じて自分と繋がれば悦びが増えるのに・・・
自分の感情を感じて、自分の本音と繋がって生きる。
そうすれば人生における悦びって増える訳なんですが、私のように思考で色々と自分の感情を制御して生きて来た人は、なかなか自分の感情が分からなかったりします。
そして、自分の感情よりも思考ですべてを判断して、生きて行くと、その苦しさは年々溜まって行って、知らぬ間に大きな負担となり、ストレスになり、まるで自分を罰するような人生を無意識に生きていることになる。
思考って時に嘘をつきがちで、私もこれは本当に良くやりがちだなと思って今回、かなり反省をしたのでした。
私は幸せで豊かであることを赦します
カウンセラーと言う仕事をして行くにあたって、私が本当はフェラガモ大好きな女だったなんて、言わない方が良いんだろうなぁ。と言う、謎の自分縛りをしていた私(カウンセラーは質素倹約の方が良いと言う謎の思い込み)でもありましたが、私は自分の人生が幸せで豊かであることを赦して生きることを今月のテーマにしています。
自分の好きなことを我慢して、犠牲して、補償行為ばかり、助けたい症候群で自分を後回しにして人を助けてばかり。
でも、助けて欲しいと思った時に、一生懸命誰かを探さなければ頼れる人が見つからない。それはとっても疲れること。
助けたい症候群も我慢も犠牲も、私はもう、正直、うんざりするほどやってきたと今は思えています。
今はその助けたい症候群がカウンセラーとして恩恵になっているけれども、プライベートでも自分を犠牲にして後回しにして、助けたい症候群をしていたらまた燃え尽きてしまうことでしょう。
だからこそ、自分の感覚=女性性を大事にして、自分の感覚を大事にして夫にプレゼントを買ってもらい夫に頼ろう!と、最終的には思えました。
そして、GUCCIのスカーフだけではなくて、フェラガモの靴も良いものがあれば新しいものを買ってもらおう~るんるん(笑)と、夫に買ってもらう気、満々になったのでした(人って変わるね)。
お詫びと謝罪。自分と繋がって悦び溢れる人生を生きるということ
という事で、私が自分自身を検証した結果、私は普通にブランド物好きだと言うことが分かりました。
なぜか、それがダメなことだと思ってしまっていたし、それによって自分の好きな事を否定して、悦びを手放していまっていたことに気付いたのでした。
私の来年の抱負は「自分と繋がって悦び溢れる人生を生きること」です。
ただ、この誕生日プレゼント問題、自分の思考と感情と行動を一致させるには良い機会だったなぁと改めて分かり、自分の感情を大事にすることが「悦び」を感じる人生にすることだと改めて、分かったのです。
誰も、それを禁止していないのに、
●親から受け継いだ考え方
●幼少期思春期から生まれた考え方(武士)
●好きなものを好き!と言うのが、実は恥ずかしい
●人からどう思われるのかが怖い(他人軸)
●人から批判されるのが怖い(恐怖心)
●何も苦労せずに好きなものを手に入れる罪悪感
●自分が頑張らなくてはいけないと言う無価値観からの頑張り
など、沢山のものが誕生日プレゼント一つでも出て来ました。
でも、大事なのは我慢や犠牲ではなく、悦び溢れる人生を生きること。そして、誕生日プレゼントを買いたいと言う男性の気持ちをリスペクトして、私は女性性を大事にし、男性の男性性を尊重することだなと改めて思ったのでした。
2週間ほどずっと悩み続けていた誕生日プレゼント問題が解決して、良かったと安堵していますが、もし、パートナーシップとのことでお悩みであれば、こちらのブログもお読みくださいね。
さて、12月後半、年末年始もカウンセリングはしようと思っていますので、日程をそろそろ出そうと思っています。
昨日の体験セッションのご感想はこちらから↓
我慢と犠牲を手放して、自分と繋がって愛と悦び溢れる人生をあなたと一緒に歩むのを楽しみにしております^^
それでは、今日もお読み頂きまして、ありがとうございました。
姫慈真あい