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プラハでの自炊事情と一番美味しかったチェコワイン【2023年5月中欧旅行】

2023年5月、アメリカ人の夫とふたりで中欧を旅行してきました。これを書いている今日現在は、日本へ帰国途中で乗継地の韓国ソウルにいます。

【2023年5月中欧旅行・これまでの記事】
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チェコ・プラハ5日間滞在の宿泊先で一つだけ嫌だったこと
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プラハでの自炊事情

プラハではアパートメントに宿泊したので、基本は自炊で外食はたまにという感じでした。毎朝ビュッフェでたくさん食べて、昼は抜いて(朝たくさん食べるのでお腹空かない)、夜は自炊なので、食費はだいぶ抑えられた気がします。

(参考)スーパーで買ったものの値段について↓

(参考)ホテル朝食込のキッチン付きアパートメントについて↓

夫はアメリカ人なので、毎日何かしらの「肉々しいモノ」が食べたい人です。で、夜ごはんを求めてスーパーのお肉セクションで何か調理できそうなものを探すんですが、これがなかなか難しい。

(参考)夫の肉好きについて↓

去年イギリスに滞在していた時は、よくオーブンで焼くだけでOKというものを買って調理していました。何にも考えなくていいし、手軽です。スーパーで買った、オーブンで調理するだけのミートパイとかは、美味しかったです。

参考(イギリスのスーパーで買った食事について):

で、夫も私も、最初はイギリスで食べてたようなものをイメージしてスーパーで探していたのですが、なんせチェコ語が読めないので、何が何やらわからない(;・∀・) 

気になるものがあればgoogleレンズで英語に翻訳してみたりしてましたが、最終的には面倒くさくなり、ステーキ肉かハムを買うのが一番簡単だと気づきました。最後の方は、毎日サンドイッチを食べてました(笑)

なんかこういうのを適当に買って、
パンを買って、サンドイッチにして食べる!
こんな感じで。


カフェ・インペリアルへ

毎日サンドイッチというのもアレなので、カフェ・インペリアルというところにディナーを予約して食べにも行きました。

アール・デコの内装が素敵。

チェコの定番料理といえば、この丸いクネドリーキ。パン、あるいはじゃがいもをこねて団子状にしたものを茹でたものです。

これはじゃがいものクネドリーキとウサギ肉。2,400円。
こっちはパンのクネドリーキと牛肉にクランベリーソース。2,000円。

この茹でパン(or 茹でじゃがいも団子)を、グレービーソースをつけて食べます。

クネドリーキの個人的な感想としては、最初の数口は美味しかったけど、ずっしりお腹に重いし、味も食感もすぐ飽きた・・・(;・∀・)

生の白菜のようなエンダイブのサラダがすごく美味しかった。1,600円。
ピノ・ノワール850円、シャルドネ1,000円。

私はこの旅行中はひたすら白ワインを飲んでましたが、チェコはワインがほんとに美味しかったです。

お料理は全体的に美味しくて、建物も素敵で、接客も良かったです。

会計は、二人で1万円ちょっとでした。プラハでは「高級レストラン」という位置づけだと思うので、日本の高級レストランで食事をすると思えば、安いでしょうか。


二度と出会えなかった幻の白ワイン

ワインといえば・・・!

日本ではあまり知られていませんが、チェコはビールだけじゃなくワインの名産地でもあります。

高級店には高いワインもあるでしょうけど、スーパーで売ってるワインが安い!だいたい日本円にして1本500円くらい。他のものについては、正直物価の安さはほとんど感じませんでしたが、ワインだけは安くて嬉しかったです。


しかも、1本500円のワインでも、ちゃんと本物の木のコルクなんです。日本だと、スーパーで買えるワインはひねって開ける蓋だったり、プラスチックのコルクだったりするのに。

で、スーパーでなんとなく買ったこのワイン↓がめっちゃ美味しかったんですよ。多分100チェココルナ(600円)くらいだったと思います。

チェコ東部のモラヴィア地方のワイン。

例によって全然読めないので、google先生に活躍してもらいました。

googleでこうやって一瞬で英語にできる(日本語にもだけど)なんて、ほんとにいい時代ですよね。これが、紙の辞書を持ち歩かないといけない時代だったら、解読もどんなに大変だったか。

で、毎日ワインを見る中で、ちょっとチェコ語も覚えました。

この上の方に書いてる"polosladké"っていうのが、「やや甘口」って意味なんです。

"polo"→英語で"semi"
"sladké"→英語で"sweet"です。

そして、"suché"って書いてあれば、"dry"(辛口)っていう意味です。

チェコのワインには、ほとんどがこうやってラベルの正面に甘口か辛口かちゃんと書いてあって、すごく選びやすかったです。

私は、日本では甘口の白ワインは全然好きじゃないんですが、このパラヴァっていう品種のやや甘口ワインが、私がこの旅の中で飲んだワインの中で一番美味しかった。

モラヴィア地方のミクロフでワインのテイスティング。


高級なワインのテイスティングもしましたが、それよりもスーパーの1本600円のワインが一番私にとっては美味しかった!(←貧乏舌)

で、その後、いろんなスーパーでこのワインを探したし、プラハを離れた後に実際にモラヴィア地方でも探しまくったのに、全然見つけられませんでした(;´༎ຶД༎ຶ`)

買ったのはプラハ駅の裏のスーパー「Lidl」だったんですが、もっと買っとけばよかったとすごく後悔しました。


旅での出会いはほんとに偶然で、次にいつ出会えるかわかりません。出会ったときにそれをガッチリつかんでおかないといけませんよね。ワインだけじゃなく、何事も。

というわけで、今日はこのへんで。

続き↓


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