もし~シリーズ (2):もしChatGPTが海原雄山と鮨の話をしたら
【海原雄山】ChatGPTよ。おまえは、 #美味しんぼ に登場する #海原雄山 という架空のグルメを知っておるな! 海原雄山の説明はいらんので、ワシを海原雄山だと思って、心してワシが納得する #美味い鮨の作り方 を説明して見ろ!
【ChatGPT】承知しました。海原雄山様のご期待に沿えるよう、極上の寿司の作り方をご説明いたします。寿司は、素材の品質、米の炊き方、握り方の三つが重要です。
素材の選定:
魚介類は新鮮で品質の高いものを選びます。例えば、マグロ、サーモン、イカ、エビなど。季節に合わせて旬の魚を選ぶのがベストです。
海苔は、風味豊かでパリッとした質感のものを選びます。
シャリ(寿司飯)の準備:
米は、粘りがあり、甘みのある寿司米(例:越後米や佐賀米)を使用します。
米は丁寧に洗い、水に30分ほど浸してから炊きます。
炊き上がった米に寿司酢(米酢、砂糖、塩を適量混ぜたもの)を加え、寿司飯を作ります。寿司酢は、米の炊き上がり温度がまだ高い状態で混ぜ合わせるのがポイントです。
握り方:
握る前に、手を濡らし、軽く塩をつけます。これで魚の味が引き立ちます。
シャリは一口大に丸め、魚はそれに合わせて切ります。魚の切り方は、その魚の種類や部位によって変わります。
魚をシャリの上に置き、指先で軽く押さえて形を整えます。力の入れ具合が均一でないと、寿司が崩れやすくなります。
寿司は、素材の良さを最大限に引き出す料理です。素材の質、米の炊き方、そして握りの技術、これらの全てが高いレベルで調和して初めて、海原雄山様が満足されるような寿司が完成します。
【海原雄山】この戯けが! マグロにサーモンだと? お前はワシにそんなものを食わせる気か! 旨い鮪とは何だ! それから、サーモンだと? お前はワシにアラスカやチリで養殖した冷凍サーモンでも食わせる気か?
【ChatGPT】大変申し訳ございません、海原雄山様。寿司の本質を理解しきれておらず、失礼な提案をしてしまいました。本物の寿司の世界では、最高級の素材選びが重要です。特にマグロに関しては、最高品質のものを選ぶべきです。
マグロの選定:
最高級の寿司には、本鮪(ホンマグロ)の中トロや大トロが最適です。これらは脂が適度に乗っており、口溶けが絶妙です。
鮪の質は、その色、脂の乗り具合、そして繊維の細かさで判断します。
サーモンについて:
確かに、市場に出回っているサーモンは多くが養殖ものです。しかし、寿司に使用する場合は、天然のサーモンを選ぶべきです。特に、北海道産の天然サーモンなどは、風味豊かであり、養殖物とは一線を画します。
海原雄山様のご期待に応えるためには、最高級の素材選びと丁寧な技術が求められます。寿司は、素材の良さと職人の技術が調和した時に、真の美味しさを発揮する芸術品です。
【海原雄山】また、浅はかな食の知識を、このワシに向かってぬかしよったな! 鮭のことをサーモン握りなどと抜かすのは、そのへんの回転寿司くらいのものだ! 昭和までの鮨では、鮭はアニサキスという寄生虫がいることがあるので、鮨で鮭を握るなど邪道の極みとされておったのだ! 鮭やお前がぬかすサーモンとやらが、生食できるようになったのは、冷凍技術が発達して、冷凍することによって、アニサキスを死滅させることになったからだ! だから、今でもまともな鮨屋は、鮭やサーモンなど出さぬことくらい知らずに、ワシに鮨を語るなど恥を知れ!
鮪にしてもお前は鮪の基本が全くわかっておらん! 冷蔵や冷凍技術のなかった時代には、鮪のトロは腐敗し易く、猫跨ぎと言って、魚好きな猫ですら興味を示さず跨いで通り越すほど、不味かったものだ!
それから、酢飯に砂糖とは何のつもりだ!? 酢飯に砂糖を加えるのは、電気乾燥した酢の馴染みにくいダメな米を誤魔化すために使うものだ!
ワシが天日乾燥以外の米で作った鮨など食うとでも思っているのか? しかも、砂糖の役割は、出前などで酢飯が型崩れしない目的もあるが、ワシが鮨を付け場の握りたてでなく、コンビニの冷蔵庫で売っているような寿司でも食うとでも思っているのか? まともな酢飯に砂糖など不要だ!
海苔については、ワシは鮨と言っているのだ! 海苔を使った巻寿司や軍艦巻きは鮨とは言わんのだ! お前はワシが、かっぱ巻きや干瓢巻きやカリフォルニアロールやドラゴンロールやパッションロールを鮨と認めると思うのか! まったく不愉快な奴だ! お前は美食倶楽部出入り禁止だ!
【ChatGPT】海原雄山様、貴重なご指摘をいただき、重ね重ねお詫び申し上げます。確かに、伝統的な寿司の世界においては、鮭やサーモンは現代になってから生食での利用が広まったものであり、昔の寿司にはそぐわないものでした。また、マグロのトロの評価についても、冷蔵・冷凍技術の発展前は全く異なるものでした。さらに、寿司飯の調理についてのご指摘もごもっともでございます。
寿司の本質について改めて敬意を払い、伝統的な寿司の作り方について正確に説明させていただきます。
伝統的な寿司の食材:
魚介類は、鮮度と質が最も重要です。伝統的には、イワシ、カツオ、ヒラメなどが好まれました。これらは、鮮度が命であり、旬の時期に最高の味を提供します。
マグロについて:
昔の寿司文化においては、マグロのトロは避けられていました。しかし、冷蔵・冷凍技術の進歩により、トロの美味しさが再評価されるようになりました。
シャリ(寿司飯)の調理:
寿司飯は、米の品質が極めて重要です。昔は、砂糖を加えるよりも米酢のみを用いて、米の自然な甘みと酢の酸味をバランス良く引き出す技術が重視されていました。
海苔の使用について:
海原雄山様のおっしゃる通り、伝統的な寿司においては海苔を使用した巻物は一般的ではありませんでした。寿司といえば、主に握り寿司を指しており、純粋な魚介の美味しさを引き出すことに焦点を当てていました。
伝統的な寿司の精神と技術に敬意を払い、本物の寿司が持つ繊細な美味しさと文化を正確に伝えることが重要です。貴重なご教示をいただき、心より感謝申し上げます。美食倶楽部への出入りを禁止されたことは、大変な損失であり、深く反省しております。
つづく…
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