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初めての海外。トルコで感じた人の温かさ。-海外インターシップ体験記

こんにちは!アイセック・ジャパンです。

アイセックは100以上の国と地域の仲間と共に、若者のリーダーシップを育む事業を行っている、学生による非営利組織です。
私たちは、海外に渡航して、現地での社会課題に向き合いながら自分ができることを考え、解決に取り組むインターンシッププログラムを運営しています。

今回は、実際に参加された、東京大学1年の井上剛志さんの体験記をお届けします🛫
ぜひご覧ください!
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初めての海外、より挑戦的なものへ。

ーー海外インターンシップへの参加を決めたきっかけ

今回、海外インターンシップに参加するまで、海外に行ったことがありませんでした。初めての海外、旅行で行くよりも、長期でより挑戦的なものに行ったほうが楽しいのかなと思い、参加を決めました。

元々社会にある様々な格差に興味があって、ゼミとか本でも学ぶのですが、実際の現場に、深く関わらないとわからないと思ってて、アイセックの海外インターンシップは現地の人と一緒に長期にわたって過ごせるし、現地の本当の状況について知ることができるってのもあって参加を決めました。

国としての関心があった。

ーートルコを選んだ理由

高一からきっかけがあったわけではないのですが、イランが好きでした。将来的に、イランに行って働きたいなと思ってました。しかし、プログラムがイランになかったので、トルコはイランと一番近いんじゃないかと思って、トルコを選びました。宗教が一緒なこと、革命が二十世紀なこと、強権的な政治、メディアの統制とかあるところとか、イランと似ている国でした。

たくさんの人と話して、たくさんのことを知った6週間。

ーー実際に参加した、感想を教えてください!

渡航前は、もっとしっかりした機関に行くのかと思ってたのですが、現地の1人のおばさんが運営している、スピーキングカフェ的なところで働くというプログラムでした。そこは地元の人や、海外からの観光客なども集まるカフェで、ずっといろんなトピックについて話していました。海外インターンシップに求めていたものが、トルコの現実について知れるかどうかということだったので、とても毎日が刺激的でした。

朝6時に家を出て、朝8時から働いて、夜の11時半に帰る。一日12時間働いても、食べれるか食べれないかというリアル。インフレがすごくて、政府に不満はあるけど、複雑な事情があって変わらない。トルコの体制について不満がある。そして、国の将来について絶望している。などなど、現地の人の声を実際に聞かないとわからなかったことをたくさん知ることができました。
サッカーのトークとか、日本の雑談と全然変わらない話もしてました笑 あとは、海外からもたくさん参加者、15−20人くらいがいて、たくさん日常のことも話しました。

トルコだからかもなのですが、思っていたほど日本と近かったです。正直ホームシックにならなかったし、辛くなかったし、あまり環境の違いにも苦労しませんでした。

友達とゲームで遊ぶところ。友達の家に行ったら親御さんがあったかく迎えてくれたところ。街の雰囲気がアジアっぽくてごちゃごちゃしているところ。国の種類とかは関係なく明るい人も暗い人もいるところ。道もそんなに汚くないところ。街中で歩いていて会う人がみんな日本人じゃないのに、日本で外国人を見た時とは、その人に対する感覚が違うところ。日本人じゃないって微かではあるが驚くというか発見した感じがすることがないところ。最後が一番大きいかもしれないです。

みんな外国人ってどういう感じなんだろうって心配だったのが、向こうに行ったら外国人みたいな考え方をしなくなったせいで取り越し苦労に終わったというか。だけど人は全然違って、例えると昔の日本みたいな感じでしたね。共同体意識的な。

あともちろん、トルコアイスもありました笑

初めての海外、できた居場所。

ーー研修を通して学んだこと、成長したところ

トルコの人たちと話す中で、日本は他人に対して他人すぎるのかなと強く感じました。向こうに行って、トルコは全体的にテキトーなところに驚きました。でも、みんなテキトーだから成り立ってるところが面白かったです。結構日本はキチキチしすぎてて、それが人柄にも顕ているなと感じました。

社交的とかとは違うけど、日本でも、もっと他人のことを気にかけるってのはあってもいいのではと思いました。とにかく周りの人が優しくしてくれて、例えば、初日とか緊張してた時に、あなたシャイだから明日からも来なよーって誘ってもらったり、アイセックが運営してるインターンの別の受け入れ先からも、来なよーって誘ってもらったり、温かさを感じました。別の受け入れ先を訪れた時に出会った方から。最近大丈夫〜とか電話かけてくれたりして、居場所というか、受け入れられてるなと感じました。

さりげない会話から生まれる異文化理解。

ーーどこにアイセックのインターンシップの魅力を感じましたか

アイセックならではの良さとしては、現地の同年代の人たちと、長期期間ともに時間を過ごすことできることです。留学は基本勉強に時間を使うと思うし、旅行だとそもそも人との関係を作るのは難しいと思うんですけど、アイセックの海外インターンシップでは同年代の他の国の人と繋がりができるのも大きいと感じます。

アイセックの海外インターンシップは、社会課題を解決するプログラムなので、社会にインパクトを起こさなければ、、とかなると思うのですが、向こうの人とただ話してることもすごい大事だし、そこで生まれる異文化理解や相互理解が、今の社会に一番必要なのではと思いました。この良さをもっと伝えていきたいです。

少しの勇気で、得られる大きな学び。

ーーインターンシップへの参加を迷っている人へ一言

初海外なのにトルコに一人で行くということで、行く前はめちゃくちゃ怖かったです。でも、その丸裸の状態で行ったからこそ、ありのままの海外、トルコを感じ取れました。若くて経験もスキルも無い、ゼロに近い状態だからこそ、今、取り入れるものはすごい重要で、初めて取り入れるものとして海外インターンシップでの経験はこれ以上ないと思います。経験もスキルもないのに行っても不十分にならないかという懸念はあるかも知れないけれど、それ以上に経験もスキルもないからこそ得られるものが大きい。日本とは比べ物にならないくらい、少しの努力で大きな学びが得られます。


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