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【新規事業部】より多くの人にかけがえのない体験を - 広報担当の2人がかける情熱とは。

こんにちは!アイセック・ジャパンです。
アイセックは、世界100以上の国と地域​に​支部を持ち​、​約30,000人の学生が所属する非営利組織です。 私たちは「平和で人々の可能性が最大限発揮された社会」の実現を目指し、若者のリーダーシップを育む事業への参加、そして運営をしています。

今回は、“global youth dialogue”の運営を行っている、諸我菜摘さん、宇留野渓さんにインタビューを行いました。

global youth diaologue (以下GYD) とは、海外の学生との様々な対話を通じて、世界と自分をより広く、深く知ることができる国際交流プログラムです。海外の学生とランダムでマッチングされ、用意されたトピックに沿って世界や自分について話すことができます。

事業運営メンバーとしてどのような活動をしているのか、どのような思いで活動しているのか、熱い思いを聞かせてもらいました!

ぜひご覧ください。

インタビュアー:福永千裕

ーー自己紹介をお願いします!
諸我:GYDの海外戦略担当を勤めています、諸我菜摘です。

本プログラムは、アイセックの海外支部と協力して運営を行っており、わたしは協働してくれる支部との連絡を担当しています。海外の若者にもたくさん参加してもらえるように、協働支部との関係構築から参加者ひとりひとりへの対応まで、丁寧にコミュニケーションを日々重ねています。

宇留野:GYDのマーケティングマネージャーとして活動している、宇留野渓です。

主な担当は広報活動で、他にもアンケートの分析などをしています。

数ヶ月に一度開催される度に目標を立て、どのように広報活動を行っていくかの計画を立てて実行しています。「提供したい価値を届けること」と「参加者のニーズを満たすこと」という、時に矛盾する両者に応えるために、プログラムの開催形態や顧客への訴求について、試行錯誤を繰り返しています。

ーー直近の、12月開催会期ではどんな活動をしていましたか?達成したことなどがあれば教えてください!
宇留野:今回は、公式LINEをうまく活用することができたことを実感できた会期でした。

GYDではInstagramで有料広告を流し、そこから公式LINEに登録してもらう、という流れを作っているのですが、公式LINEからの参加者が会期ごとに増えてきているんです。興味はあるけど日程など都合が合わず、参加できなかった人などに向けて、見逃すことが少ないLINEを使って改めて広報ができることで、着実にGYDという経験を届けられる仕組みができつつあると感じています。

公式LINEからの参加者は、最初の5月は3人だったところから9月は18人、12月は47人と増えていて、広告への投資を生かせていると感じるとともに、集客の再現性を向上させられているのは、マーケターとして非常に嬉しいです。

参加者の流入元の内訳

広報では、ビジュアルにおけるクオリティにこだわっています。アイセックという団体に馴染みのない方にとっては、広報物から受ける第一印象が大事になります。最初に見た時に、安っぽさだったり、よくない意味での学生感が出ないよう、デザイン担当のメンバーとも入念にすり合わせを行いました。

デザインのクオリティに加えて、本プログラムについてのイメージが広報画像から湧いてくるような工夫もしました。「global youth dialogue」という名前からは、「グローバル」や「対話をする」ということはなんとなく想起してもらえると思いますが、もっとこのプロダクトについて知ってもらえるように、例えば、「対話をすること」によって、日常的な文化の違いだけでなく、お互いの国や地域にある社会課題についての意見も交わすことで、より深く価値観を知ることができることなども内容に盛り込めるように試行錯誤しました。

諸我:海外関係担当として、海外から155人もの若者が参加してくれたことが大きな達成でした。5つの協働支部からGYDの開催に興味のある若者が参加してくれました。

これまでの反省などを踏まえ、協働支部と広報についてのすり合わせを念入りに行い、また、広報の進捗を細かく共有することで、軌道修正や追加投稿など各支部の広報状況に柔軟に対応したことが、成功の原因だと考えています。

支部によって運営に割ける時間や人手はさまざまで、広報においては、0から広報画像のデザインを行う余裕がある支部もいれば、画像を作成する余裕がなく、日本支部で広報物を作成して渡す必要があるという支部もありました。その全てに丁寧に対応することで、広報を最後までやり切ることができたと感じています。

宇留野:諸我さんのすごかったところって・・・、あ、思わず口挟んじゃうくらいなのですが(笑)、協働支部とのすり合わせの丁寧さもそうだし、加えて、海外との協働でありがちな、計画の遅延がなかったことだと思うんです。

時差や、使ってる連絡ツールが普段の活動で使わないものであることなど、海外支部との協働には障壁が少なからずあります。その中でもやはり、メッセージがすぐに返って来ず、想定通りの計画で動けないことはよくあるんです。

だけど、今回諸我さんや海外戦略担当のメンバーが早め早めに動いていたことで、多少遅延はあっても特に問題なく広報を行うことができていたので、その用意周到さが本当にすごいと思いました。

諸我:ありがとう(笑)

今回、こうしてうまく協働支部と連携を取れた理由として大きいのは、今まで培ってきた経験が大きいと思います。

海外支部との協力体制を築く活動は去年からずっと担当してきたので、海外メンバーとやり取りする時は、お互いの忙しさなども考慮しながら進めるということが身につきました。けど、自分の経験だけでなく、宇留野くんが担当する日本の参加者向けの広報の進め方が丁寧で、それらを海外の参加者に向けた広報に反映できたおかげで、今回の成功があると思っています!

成功があると思っています!海外支部のメンバーとのミーティングの様子

ーー今後への抱負をお願いします!


諸我:GYDで届けたいのは、アイセックの根本の理念でもある「Cross Cultural Understanding」です!多様なバッググラウンドを持つ同世代の人と対話することで、自分との違いはもちろん、それ以上に、同じだと感じることもたくさんあって、それに気づけるのがGYDだと考えています。

そんなCross Cultural Understandingを、参加者一人一人にかけがえのない体験として届けたいです。そのために、運営側の自分が一番Cross Cultural Understandingを意識してきたし、来年の運営メンバーにもその心持ちを繋いでいきたいです。特に、海外戦略担当は海外のアイセックメンバーと頻繁に連絡を取るので、その中で相手を理解しようとすることをやめない誠実さ、丁寧さを来年もつないでいきたいです。

宇留野:GYDから得られる価値観の広がりを今後も届けていきたいです。本を読んだり、授業を受けたりして世界のことを学ぶことはできますが、GYDには、気づきを自分の中で噛み砕ける余白があると思うんです。

海外の同世代の若者と実際に喋って、その中で思ったことを元に、次にどんなことを話そうかと考えることを数日間繰り返す、そんな体験はきっとそれぞれの記憶に残るし、そこから何かしらの持論の形成にもつながると考えています。学んだ座右の銘は忘れるけど、自分の価値観に合うと思った座右の銘は覚えられるというように、気づいたことに自分の意思が乗るという経験を、より多くの人に届けられたら嬉しいです。

そして、本プログラムはアイセック・ジャパンが運営する事業の中で、若者との接点が一番多いプログラムでもあります。コロナ禍を経て再開した海外インターンシップ事業の拡大を目指す中で、より多くの若者にCross Culutral Understandingを届けるためのプログラムとして、今後も発展させられるよう来年度に繋いでいきたいです。

(インタビュー担当:事務局広報ブランド担当 福永千裕)

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最後までお読みいただきありがとうございました!
GYDについて詳しく知りたい方はこちらのサイトをご覧ください。

global youth dialogueは公式Instagramも運営しています。
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Instagram:https://www.instagram.com/aiesec_gyd_official/


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