人生最大の、挑戦を。現地の孤児院で学んだこと-海外インターシップ体験記
こんにちは!アイセック・ジャパンです。
アイセックは100以上の国と地域の仲間と共に、若者のリーダーシップを育む事業を行っている、学生による非営利組織です。
私たちは、海外に渡航して、現地での社会課題に向き合いながら自分ができることを考え、解決に取り組むインターンシッププログラムを運営しています。
今回は、実際に参加された、立命館大学2年の浅野晴人さんの体験記をお届けします🛫
ぜひご覧ください!
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こんにちは!立命館大学文学部国際コミュニケーション学域2年の浅野晴人です。私は、アイセックの海外インターンシップに参加し、インドのプネという地域に6週間滞在しました。現地の孤児院に行き、子供たちと遊んだり日本の文化を教えたり現地の子供達に学ぶことの楽しさを教えるなど様々な活動を行いました。
今回はインターンシップを通して感じたこと、学んだことなどを書いてみたいと思います!
なぜ参加しようと思ったのか
参加したいと思った理由の一つには、自由度があります。アイセックのインターンシップは他団体のインターンシップと比べて、成果や成長度合いが参加者自身に委ねられている部分が多いように感じました。
現地での大まかな活動内容は決められていましたが、実際に行ってから具体的にどのようにしてその地域に貢献していくかは、自分自身で見つけなくてはいけませんでした。それはとても大変で、容易に成し遂げられることではありませんでしたが、私はそこにこそ、魅力があると感じました。
私自身、そのような困難な経験を最後までやり遂げることによって得られる達成感であったり、価値観の変容を味わいたいという思いがあったので、私の人生においてもアイセックのインターンシップは人生で最大の挑戦になるのではないかと思い、参加を決めました。
どうしてインド?
せっかく行くなら日本と180度環境が違いそうな場所に身を置いてみたかったからです。
大層な理由ではありませんでしたが、日本と比べると教育の環境も大きく違うに感じたし、より現地のリアルを体感でき、文化的な違いによる新しい学びが多く得られそうだなと、魅力的に感じたのでインドに決めました。
現地で行ったこと
インターン先の人から、子供たちに教えて欲しいといわれてのが、主にこの3つでした。
簡単な英語
日本の文化や日本語
人として大切なこと
この中でも特に3つ目は、初めはどうやってそんなことを教えれば良いのか分かりませんでした。
そして、探り探りのインターンシップが始まりました。
一緒に過ごすからこそ感じたこと
インターンシップ中は受け入れ先である孤児院に寝泊まりし、ほとんど1日中子供達と過ごしました。
正直、初めの方は自分のプライベートな時間が取れないことにストレスを感じることもありましたが、衣食住をともにすることで、ただ単に外から来た外国人と生徒という関係ではなく、みんなのお兄ちゃん的なとても近い距離感で関わることが出来ました。そうすることで、子供たちも遠慮なく接してくれて、よりみんなの感情を理解することが出来たと思います。
教師×生徒の関係では得られなかったであろう、信頼関係を築くことが出来ました。
インターンシップで得られたもの
6週間過ごしてみて感じたことが主に2つあります。1つ目は「笑顔は笑顔を作る」ということです。とてもシンプルで当たり前のように感じるかもしれませんが、子供たちに何度笑顔にしてもらったか。
そして、僕が子供たちを笑顔にできたこともたくさんありました。
1人が笑うことでその笑顔は伝染します。
6週間を振り返ってみても、みんなの笑顔が私の思い出を作ってくれています。そこには、たとえ彼らに親元に帰りたい思いがあったとしても、それを感じさせないくらいの幸せいっぱいの笑顔で満ち溢れていました。
そんな子供達を見て、少しでも多くの子供たちに笑顔になって欲しい、笑顔で包まれた世界を作りたいと強く思いました。
2つ目は「コミュニケーションに共通の言語は必要ない」ということです。
孤児院の多くの子供達は英語を流暢に話すことが出来ませんでした。私も流暢ではありませんでしたが、お互いが話せる言語がないことで最初はかなりコミュニケーションをとることに苦労しました。
しかし、子供たちはそんなことお構いなしに話かけてくれ、自分の伝えたいことを伝えようとしてくれました。自分の知ってる英語を使ってくれたり、身振り手振りで話してくれることで、彼らの言いたいことが理解できたし、私も彼らの姿勢を見て、積極的にコミュニケーションを取ることができるようになりました。
そこから、例えお互いに共通言語を流暢に話せなくても、それはコミュニケーションの妨げになるのではなく、本当にコミュニケーションが取れない原因になるのは、意思疎通は無理だと諦めて話そうとしないことにあると学びました。
迷ったら飛び込め
私はこの6週間で、今後の人生では決して得ることの出来ないであろう、とても挑戦的な経験をすることが出来ました。この経験を経て、迷ったら挑戦することや自分の限界に挑むことの重要さを学びました。
それをアイセックでの活動にも活かそうと思い、現在は所属の委員会の執行部をしています。
確実に言えることは、この6週間は間違いなく私の将来に影響を与えてくれました。そして、今後もこの経験を活かして様々な挑戦をしていきたいと思います。迷ったら飛び込め!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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