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エイドのワタナベです【今さらながらnote始めました@自己紹介】


応援ブランディングの専門家、エイドデザインのワタナベです。

ほんと、今さらながらnoteを始めました。


きっかけはほんの些細なことなんです。

中小企業診断士で経営コンサルタント、そしてビジネス書作家でもある六角明雄さんが拙著(愛され続ける会社から学ぶ 応援ブランディング)の内容を引用した記事をいくつか書いてくださったこと。

↑7/12発売の六角さんの書籍(図解でわかる 在庫管理の基本としくみ)


なんと!この記事を書いている段階で14記事も上げていただいています。(2024年7月11日現在)

しかも、六角さんのコンサル経験も交えて解説してくれているので、めちゃくちゃ分かりやすい。

おそらく拙著の応援という意味で書いてくださったと思うのですが、著者である当の本人(わたくし)は「人が書いてくれた記事を見てニマニマ喜んでいるだけで、一体何をやっとんねん!」ということで、私自身もnoteでも発信していくと決めた次第です。

まずは六角さん、紹介記事だけでなくnoteを始めるきっかけまで作ってくださり、ありがとうございました。心より感謝を申し上げます。


1. 独立時、妻に「周りには紹介しないでね」と言った理由


あらためまして、応援ブランディングの専門家、エイドデザイン代表のワタナベです。

仕事は中小企業や小規模事業者のブランディングをサポートしています。

顧問先でのコンサルティング風景


同業者の方には共感いただけると思うのですが、「ブランディング」という仕事は何をしているか分かりにくいというか、ひと言では説明しづらいのですよね。


なので独立当初、妻には「うちの事務所のことを周りに紹介しないでね」と言いました。

理由は誤った認識で伝わってしまうと、全員が不幸になるから。


ちなみに私は20年近くグラフィックのデザイナーをしていたので、ロゴやパンフレット、チラシなどの紙媒体なら何でもデザインできます。また、撮影やWEBサイト、映像(動画)もパートナーがいるので100%対応できます。

ブランディングツールの一部

これらはいわゆる一般的に「ブランディング」と呼ばれるものですが、ブランド戦略においては「枝葉」の部分です。

ブランドの「幹」であるブランド戦略なくして「枝葉」作ってしまった場合、短期間で作り直さないといけなくなることが経験上分かっているので、妻には「うちの事務所を周りに紹介しないでね」と言っていました。

多分、「ブランディング」=ロゴやパンフレットなどのデザインを整えることと認識されている方が多いので、うちの事務所のことをちゃんと説明せずに紹介すると、そんなご依頼がくるのではと思ったのです。

そういう訳で律儀な妻は、私が独立してから一度たりとも周りに紹介することはありませんでした(笑)。

余談ですが、うちの母に「エイドデザイン」という事務所名を憶えてもらうため、「バンドエイドのエイドって憶えておいて」と言ったら、しばらく間、バンドエイドのデザインをしていると思われていました…。


2. 自分の名前をカタカナで表記する理由


わたくしの名前は漢字で渡部 直樹(わたなべ なおき)と書きます。

よく使っているサイン

姓は 「わたなべ」ですが、初めてお会いする方の場合、9割以上でしょうか。

名刺を渡すと「わたべ」と読み間違えられます。

普通に読むと「渡部」=「わたべ」で正解なので、相手が読み間違えている訳ではないのですが、言った方も言われた方もあまり気分の良いものではありませんよね。

正直、気まずい雰囲気になるのがイヤなので、オフィシャルな場以外ではカタカナで表記することが多いのです。


アンジャッシュの渡部さんが人気の時は、「もう“わたべ”でもいいかなあ」と一瞬だけ思った時期がありましたが、あの騒動の時はもう全力で訂正していました(苦笑)。

※渡部さん、すみません。個人的には応援しています!

余談ですが、一度だけ「とべ」さんと呼ばれたことがあります。その方は生命保険の営業さんでしたが、「そんなので営業できるのかなあ」とただただ心配になりました。

3. ブランディングの仕事にしている理由


元々グラフィックデザインをしていたと書きましたが、ずっと遡ると子どもの頃から絵を描くのが好きだったのですよね。(裏を返すと単に勉強が嫌い)

ただ、絵と言っても当時の週間ジャンプに掲載されている漫画(主にドラゴンボールやキン肉マン、北斗の拳など)を見て、チラシの裏に描く程度ですが、それを母親に見せたときに言われるひと言が欲しくて…。


母:「これ、直(なお)が描いたんと違うやろ?」
※ちなみに家族には直(なお)と呼ばれています。

私:「自分で一(いち)から描いたで」

母:「え〜!めっちゃうまいやん!」

今では、子どもをのせるための“おだて”だと分かりますが、当時は純真無垢な少年でしたので、まるでだんじりの上に乗るようにガッツリ踊らされていました(笑)。

とはいえそのお陰で、何もせずとも図画・工作、美術はいつも良い成績だったと記憶しています。


そこから美術系の学校で勉強し、卒業後は2年ほど地元のテーマパークでショーサービスや舞台美術のアルバイトを経て、地元の中堅総合印刷会社にグラフィックデザイナーとして入社。

10年以上デザイン畑で過ごしていましたが、新規事業を起ち上げる際にマーケティングの重要性を知り、社内にデザイン・マーケティング部を作りました。

そして2017年3月に独立し、エイドデザインを起ち上げ。ブランディング事務所として、ブランド構築からブランド戦略の立案、クリエイティブも含めた全方位的なブランディングサポートをしています。

セミナー風景


ブランディングを仕事にしているのは、感覚的に魚すくいに似ています。

実は私、生まれは大阪ですが、物心が付いた頃から和歌山という田舎で育ったので、小学生時代は川で魚すくいばかりしていました。

甲子園の常連校、智辯学園和歌山の麓には川が流れていて、そこにはオイカワやウグイ、たまに鮎などもいたのです。


無心で魚をすくっていると、不思議なことにキレイな魚を追い求めて、知らず知らずのうちにどんどん上流へと遡っていきます。

これは仕事でも同じで、ビジネスでより成果がでるものを無心で求めた結果、グラフィックデザインからマーケティング、ブランディングと事業領域が自然と広がっていったのです。

もちろん、紆余曲折、試行錯誤、泣きたくなるくらい数多くの失敗などがその背景にあるのですが、またそれは別の機会に。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!



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