冬物を洗う
前回の投稿では、「四月一日」について書かせていただきました。
ただ「しがつついたち」と読むと何の面白さも感じませんが、「わたぬき」と読むと、その裏には大きな歴史があったわけです。
前回はそんな「わたぬき」に関わる衣替えについて書いたわけですが、衣替えにセットのいやーなことありませんか?
そう、洗濯です…
前シーズンしまわなければなりません。しばらく着ないことになるので、いつも以上に洗濯の方法に気をつかうって方も多いでしょう。
そこで、今回の投稿では、冬物のおすすめの洗濯方法とそのしまい方について書いていきたいと思います。
冬物衣類をしまう時期は?
冬物衣類をしまう時期はゴールデンウィークまでがおすすめです!
衣類をしまっていたら、虫に食べられて穴が開いてしまったなんて経験はありませんか?
そんな衣類を食べる虫というのは1年中衣類を食べているわけではなく、衣類を食べる時期は決まっています。それは冬~春にかけての幼虫期です。
多くの虫がゴールデンウィークまでに成虫になり、卵を産みます。そうなると、せっかく洗濯した衣類を干している間に卵を産み落とされてしまう可能性が…
もし卵と一緒に衣類を収納してしまったら…
エサと一緒に保管するようなものですから、虫食い被害を防ぐことは難しいといえます。
だから、成虫が産卵期に入るゴールデンウイークまでが冬物衣類をしまう時期としておすすめというわけなんです!
まだ1か月ありますから、今から順番に手を付ければ何とか間に合いそうですね!
しまい方
衣類のしまい方は人それぞれ色々あると思いますが、衣類によって使い分けると、整理が楽になります!しわや型崩れを防止することにもなるので、良ければ参考にしてください。
引き出しにしまう
セーターやカーディガンは引き出し収納がベスト。つるして保管すると、型崩れの原因になります。寝かせず、立てて収納すると全体が見やすくなります。
吊るしてしまう
スーツ、スカート、パンツ、ブラウスやシャツといったものはつるしての保管がおすすめ。しわになりにくく、型崩れも起こしません。
圧縮袋の利用
長期保管をする場合に、絶対に虫食いの被害にあいたくないお気に入りの衣類は圧縮袋にいれて保管します。衣類にアイロンをかけてから、圧縮袋に入れると、より防虫効果が高まるのでおすすめです!
アイロンの高温にはさすがに虫も食べきれずに死んでしまいますからね!
洗濯の仕方
さて、ここまでは衣類のしまい方について書いてきました。ここからが本題と言ってもいいでしょう。
衣替えで1番大変な衣類の洗濯についてです。
冬物の洗濯は手間がかかるし、長期保管することになるから、クリーニングに出そう!って方も多いでしょう。でもそれだとかなりクリーニング代がかさんでしまいます…
クリーニング代節約のためにも、家で洗濯できるものは洗濯してしまいたいですよね?
そこでここからは、冬物衣類の代表的な3つ「セーター」「コート」「ダウン」の洗濯の方法をご紹介します!
セーターの洗濯方法
まず初めに「水洗い可能」のマークがついているか確認します。ついていれば家での洗濯が可能です!
洗剤はおしゃれ着用洗剤を使うのがおすすめです。
水中でウールやカシミアのセーターをこすったりもんだりすると、繊維が絡まってしまい、縮むことがあります。そのため、優しく押し洗いするか、洗濯機のドライコースを使うかをおすすめします!
汚れが目立つ部分には先に洗剤の原液を先になじませておくと、汚れが落ちやすくなります。
洗剤やすすぎに使う水の温度は30℃以下がいいです。温かい水を使うと色落ちの原因になったりします。
干すときには、エリや袖口の形を整えてから干すようにすると、バッチリきれいに仕上がりますよ!
コートの洗濯方法
まず初めに「水洗い可能」のマークがついているか確認します。ついていれば家での洗濯が可能です!
洗剤はおしゃれ着用洗剤を使うのがおすすめです。
コートは洗濯機を使って洗うのですが、洗濯ネットに入れるのを忘れないで下さい!型崩れ防止のために重要なんです!
汚れが目立つ部分には、セーターと同じように、事前に洗剤をしみこませておくといいでしょう。
また、脱水が終われば、すぐ干すようにしてください。形を整えた後、コートの肩幅にあった厚みのあるハンガーにかけて日陰で干すことをお勧めします。
ダウンの洗濯方法
まず初めに「水洗い可能」のマークがついているか確認します。ついていれば家での洗濯が可能です!フードにファーがついている場合は外しておきます。
洗剤はおしゃれ着用洗剤を使うのがおすすめです。
洗濯機で洗うのであれば、ドライコースを使います。手洗いの場合には、30℃以下の水を張って洗剤を適量入れて、40回程度押し洗いします。
どちらの場合でも、水にダウンジャケットをしっかり沈めてから洗うようにしてください。
洗ったあとは洗濯機を利用して、すすぎと脱水を行います。脱水後はすぐに取り出し、ハンガーにつるして日陰干しをします。
表面が乾いたら、両手で挟んで軽くたたきながら中の羽毛をほぐします。そうすると、ふわふわの洗いあがりになりますよ!
まとめ
今回は、冬物衣類のしまい方、洗濯方法について書かせていただきました。
冬物衣類の洗濯はかなり手間がかかりますから、クリーニングに出してしまう方が多いでしょう。
でも、自分で洗濯すると、クリーニング代が節約できるだけではなく、大事にした分の愛着がその服に湧いてくることでしょう。
まだタイムリミットまで1か月ありますから、この投稿を参考にして、自宅での選択にチャレンジされてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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