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その痛みは誰のものか。

この痛みは誰のもの?
この痛みは、誰のものなのか。
時々そんな言葉が湧いてくる。

誰かの痛みをどうにかしようとしないこと。
誰かの痛みを勝手にどうにかしようとしないこと。
誰かの痛みを勝手に引き受けようとしないこと。
その痛みは誰のもの?
わたしのものじゃない。
本当は、その痛みはあの人のもの。

わたし自身がもやもやするとき。
悲しいとき。不安なとき。こわいとき。
この痛みは、わたしのもの。
奥のわたしがそう言っている。
この痛みは、わたしのもの。
勝手にどうにかしようとしないで。
勝手にどうにかしようとしないで。
勝手に引き受けないで。
なかったことにしようとしないで。
この痛みは、大事な大事な、わたしのもの。
大事なわたしの感覚。
とらないで。
奪わないで。
ちゃんと、ちゃんと感じさせて。

わたしはちゃんと痛みを感じることができるから。
あの人もちゃんと痛みを感じることができるから。
感じている最中は辛い瞬間もあるけれど、
ちゃんと感じることができれば、奥の自分はちゃんと喜んでくれる。


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